2023年10月5日、木曜日、曇のち晴。今日は九重でまだ登っていない山、岩井川岳を歩きに行く。
昨夜は長者原に泊まる。朝の車中の気温16度、外気はもう少し低いだろう。昨晩寝る時には26度。7時50分牧ノ戸登山口を出発。
一本だけ紅葉。
東屋まで登ると上の方はガスで何も見えない。
沓掛山手前の寒暖計は9度。
8時15分沓掛山に着くが、進む方向はガスっていてやはり見えない。
登山道が見えなくなるほどの視界ではないから登るのに支障はない。
店仕舞いが近いアキノキリンソウ?
8時58分扇が鼻分岐に着く。今日の目的は扇ヶ鼻の先の岩井川岳(イワイゴダケ)に登ることなので、分岐を扇ヶ鼻へ。
扇ヶ鼻の道に入ると西風(右から)強風が吹きつける。急に冬になったようだ。
9時16分扇ヶ鼻に着く。ここから西に向かって進むので、風と対峙し強烈だ。
5分ほど歩くと林の中に入り風は少し鎮まる。
岩井川岳へは扇ヶ鼻から標高にして100mほど下る。下ってい折る間に気付いたことは殆ど同じ種類の木しかないようだ。
下り終えて9時34分笹原に出た。
2分ほど歩いた9時36分、分岐に出た。道標らしきものは何もない。GPSで確認すると左、岩井川岳で、右瀬の本だ。
左を取って進むがガスがひどくて、目標もなく平らな笹原をただ笹に隠れた踏み跡を進むだけだ。
寂しいですねー。
気休めにヤマラッキョウがポツポツ。
9時42分、笹原の中に忽然と岩井川岳の標識と三角点が現れた。こんな天気の中で三角点探しをせずに済んだことはよかった。時折雨粒も混じるようになったから早々に戻る。天気の良い日にもう一度訪れよう。
戻る途中で、色付いた落葉を拾って遊んでみた。
約2時間で往復して、10時45分分岐に戻る。この天気では久住に登っても何も見えないだろうと、せめて久住分かれまで出て、星生崎・星生山へ登り返して戻ろうと、西千里ヶ浜へと向かう。視界が開けたので天気の回復かと思ったが一瞬であった。
西千里ヶ浜もガスで覆われ何も見えない。
西千里から岩道を登りピーク辺りから左へと登り上がる道があるので、これを進むと頭上に大きな岩が。
GPSを確認すると、どうやら久住分れに出なくても星生崎に行けそうだ。だいぶ近道だ。風も防げるのでここで昼食。昼食後少しばかり急勾配の道だが、しっかりした踏み跡を登って行くと、
12時20分稜線が見えて来た。ガスで全体が見えないから何処のあたりか分からない。
登り続けると5分もしないうちに、12時24分星生崎に出た。今まで気付かなかったがこんな道があったのだ。
ここで久住分れに下る登山者が、今吾輩が登って来た道を下って直ぐに戻って来た。そして星生山の方に行こうとしている。どうやらガスで方向を見失ったらしい。ここで迷うなど初めてのことだと云っていたがガスに巻かれるとこうなるのだ。吾輩は稜線でなく安全サイドの巻道で星生山に向かう。
12時37分星生の窓。
稜線の岩場を過ぎてザレと岩の登りは、黄色い柱を頼りに登る。
星生山を目の前にしても山頂の標柱がガスで見えない。
13時1分星生山頂に着く。ガスで展望なし。
扇ヶ鼻へと稜線を下り始めて10分すると、ガスが切れ始めた。
さらに10分もすると、西千里ヶ浜の先に久住山が見え始めた。
下る方向には、扇ヶ鼻、
左前方に肥前ヶ城と姿を現す。
足元にはアキノキリンソウ?
13時37分扇ヶ鼻分岐に戻って来た。沓掛山へと歩き始めると往路では気付かなかったリンドウが目に入る。
これをきっかけに、リンドウは道脇に沢山咲いているのを見る。何故往路では気付かなかったのだろう。
ワレモコウ?
晴れ間も一気に広がり爽快。
14時26分沓掛山に着くと、朝は見られなかった景色を存分に満喫。
東屋を過ぎて下る途中に小さい秋。
14時53分牧ノ戸登山口に下山。
山行中の合間に書いているので少しばかり手抜きの乱れたブログとなっています。悪しからず。