4月14日、曇のち小雨。今日は会の山行だ。晴が続いているのにこの日だけよくない。でも決行することにした。九重の一番水から鳴子山(右)、稲星山(左)に登る山行だ。
ルートは一番水から朽網分れ、鳴子山、稲星山、猪鹿狼寺跡(いからじ:本堂跡)、赤川駐車場まで6時間の縦走だ。鳴子山は地形図では1643mの表示で山名は記載されていないから九重でもあまり知られていない山だ。
薄日が差す中、一番水を10時5分に出発。
川の左岸に沿って朽網分れに向かう。昨年の今頃は工事中であった砂防提の建設工事もすっかり終わっている。
20分ほど歩き急登の斜面を登り川から離れる。
さらに5分ほどで4千本の山桜が咲き乱れる広場に着く。広場を抜ければ朽網分れだ。ソメイヨシノとはまた違った風情だ。
一息入れて、10時45分東尾根の取付きに向かう。以前は山道であったところが舗装道路となっている。取付きは何処だ。
去年の5月に登った時は山道だったのに。すぐに見つかったが、同じ場所がこれほど変わると戸惑うな。バリエーションルートなので道標はない。
東尾根は何しろ急登なのであまり登りには使いたくないルートだ。
20分も登ると右手後方に大船山が見えてくる。
登っても、
登っても急登の連続だ。
登れるところまでと誘ったSさんが半分ほど登ったところで折り返し下る、Kさんが同行する。
1時間ほど登った、11時45分風が避けられる中腹で昼食とした。これが大正解であった。
昼食が終わるころタイミングよく?雨がポツリと来た。続く雨ではないだろうと高を括りながらもカッパを全員着て、12時5分出発。
まだまだ登りは続く。樹林の様相も変わりミヤマキリシマが姿を現す。
見下ろせば眼下に一番水の登山口だ。だいぶ登ったなー。
12時25分ようやく急登の尾根を抜ける。数十mの岩の痩せ尾根に出る。
鳴子山の頂が見えるようになる。
痩せ尾根は危険なほどではないが、濡れているので慎重に進もう。
稜線には馬酔木も見え始める。
振返れば岩の痩せ尾根から10分ほど登っただけだが高度感がある。
ぐっと鳴子山の頂(右)も近づいてきたもう直ぐだ。
左のピークを越える岩場だ。これを越えて登り返せば鳴子山の頂だ。
目の前に頂が見えた。ここを登り返せば山頂だ。
12時55分鳴子山に着く。
360度の展望の山頂なのだが、あいにくの天気で大船山もこの眺めになってしまった。でも昨年より増しだ。
目の前にはっきり見えるのは直ぐ近くの白口岳だ。左奥に霞むのは中岳、右奥は三俣山だろう。
風もあるし立止っていては冷えるので、5分留まるだけで稲星山に向かう。あのとんがり帽子を越えるのか。ここから白口岳分岐までは初めて歩くルートだ。
岩尾根を通過して白口岳分岐に13時30分に着く。岩尾根の通過は大人数なので若干時間を要した。ここから沢水(そうみ)への下山道は7合目付近で山腹崩壊で通行止めとなっている。そんなことで稲星山を越えての縦走になった。
分岐から登り返して13時50分稲星山に着く。山頂一帯は猛烈な風が吹いている。気を抜くと飛ばされそうだ。寒くて手がかじかむ。早く抜け出そう
稲星山から下り始めると、雲が切れ一時視界が開ける。
目の前に久住山(左)、1652m峰(右)、間に小さく見えるのは星生崎だろう。
右手に天狗ヶ城(左)と中岳。
写真を撮っている間に、早くも先頭は神明水分岐(七曲り下山口)に到着。
少し遅れて分岐に到着。稲星山はまだ雲に覆われていない。風は嘘のように弱い。何故稲星山頂は烈風なのか?地形か?
クロボクで滑りやすい七曲りで2度ほど転び、泥にまみれて猪鹿狼寺跡に15時40分着く。
少し下って林道を横切り山道に入り、16時10分再び舗装道に出る。
数分下って赤川駐車場に16時20分無事下山。先着のKさんとSさんが出迎え。トイレの表に靴洗い場があり泥まみれのカッパと靴を洗う。ありがたい。
その後は何時ものごとく九重IC入口のスーパーで酒を調達し帰路に着く。この日はトイレ休憩も金立のみで1時間早く帰着した。こうありたいものだ。
本日の行程、
10:00一番水(登山口)10:05-10:35朽網分れ10:45-東尾根(11:45昼食12:05)―12:55鳴子山13:00-13:30白口岳分岐-13:50稲星山-14:10神明水分岐(七曲り下山口)-15:40猪鹿狼寺跡-16:20赤川駐車場16:35
ルートは一番水から朽網分れ、鳴子山、稲星山、猪鹿狼寺跡(いからじ:本堂跡)、赤川駐車場まで6時間の縦走だ。鳴子山は地形図では1643mの表示で山名は記載されていないから九重でもあまり知られていない山だ。
薄日が差す中、一番水を10時5分に出発。
川の左岸に沿って朽網分れに向かう。昨年の今頃は工事中であった砂防提の建設工事もすっかり終わっている。
20分ほど歩き急登の斜面を登り川から離れる。
さらに5分ほどで4千本の山桜が咲き乱れる広場に着く。広場を抜ければ朽網分れだ。ソメイヨシノとはまた違った風情だ。
一息入れて、10時45分東尾根の取付きに向かう。以前は山道であったところが舗装道路となっている。取付きは何処だ。
去年の5月に登った時は山道だったのに。すぐに見つかったが、同じ場所がこれほど変わると戸惑うな。バリエーションルートなので道標はない。
東尾根は何しろ急登なのであまり登りには使いたくないルートだ。
20分も登ると右手後方に大船山が見えてくる。
登っても、
登っても急登の連続だ。
登れるところまでと誘ったSさんが半分ほど登ったところで折り返し下る、Kさんが同行する。
1時間ほど登った、11時45分風が避けられる中腹で昼食とした。これが大正解であった。
昼食が終わるころタイミングよく?雨がポツリと来た。続く雨ではないだろうと高を括りながらもカッパを全員着て、12時5分出発。
まだまだ登りは続く。樹林の様相も変わりミヤマキリシマが姿を現す。
見下ろせば眼下に一番水の登山口だ。だいぶ登ったなー。
12時25分ようやく急登の尾根を抜ける。数十mの岩の痩せ尾根に出る。
鳴子山の頂が見えるようになる。
痩せ尾根は危険なほどではないが、濡れているので慎重に進もう。
稜線には馬酔木も見え始める。
振返れば岩の痩せ尾根から10分ほど登っただけだが高度感がある。
ぐっと鳴子山の頂(右)も近づいてきたもう直ぐだ。
左のピークを越える岩場だ。これを越えて登り返せば鳴子山の頂だ。
目の前に頂が見えた。ここを登り返せば山頂だ。
12時55分鳴子山に着く。
360度の展望の山頂なのだが、あいにくの天気で大船山もこの眺めになってしまった。でも昨年より増しだ。
目の前にはっきり見えるのは直ぐ近くの白口岳だ。左奥に霞むのは中岳、右奥は三俣山だろう。
風もあるし立止っていては冷えるので、5分留まるだけで稲星山に向かう。あのとんがり帽子を越えるのか。ここから白口岳分岐までは初めて歩くルートだ。
岩尾根を通過して白口岳分岐に13時30分に着く。岩尾根の通過は大人数なので若干時間を要した。ここから沢水(そうみ)への下山道は7合目付近で山腹崩壊で通行止めとなっている。そんなことで稲星山を越えての縦走になった。
分岐から登り返して13時50分稲星山に着く。山頂一帯は猛烈な風が吹いている。気を抜くと飛ばされそうだ。寒くて手がかじかむ。早く抜け出そう
稲星山から下り始めると、雲が切れ一時視界が開ける。
目の前に久住山(左)、1652m峰(右)、間に小さく見えるのは星生崎だろう。
右手に天狗ヶ城(左)と中岳。
写真を撮っている間に、早くも先頭は神明水分岐(七曲り下山口)に到着。
少し遅れて分岐に到着。稲星山はまだ雲に覆われていない。風は嘘のように弱い。何故稲星山頂は烈風なのか?地形か?
クロボクで滑りやすい七曲りで2度ほど転び、泥にまみれて猪鹿狼寺跡に15時40分着く。
少し下って林道を横切り山道に入り、16時10分再び舗装道に出る。
数分下って赤川駐車場に16時20分無事下山。先着のKさんとSさんが出迎え。トイレの表に靴洗い場があり泥まみれのカッパと靴を洗う。ありがたい。
その後は何時ものごとく九重IC入口のスーパーで酒を調達し帰路に着く。この日はトイレ休憩も金立のみで1時間早く帰着した。こうありたいものだ。
本日の行程、
10:00一番水(登山口)10:05-10:35朽網分れ10:45-東尾根(11:45昼食12:05)―12:55鳴子山13:00-13:30白口岳分岐-13:50稲星山-14:10神明水分岐(七曲り下山口)-15:40猪鹿狼寺跡-16:20赤川駐車場16:35