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登山と車旅

百名山 2004.10.16 奥白根山(日光白根山)

2004年10月16日、曇。奥白根山に登る。草津白根山や他の白根山と区別するため日光白根山とも呼ばれる。15日、19時に横浜をマイカーで発ち、菅沼の登山口駐車場に23時に着く。6時まで寝る。朝の気温2度、寝袋2枚重ねで寝たから暖かかった。おにぎり3個とコーヒーの朝食。
6時30分出発、ルートは弥陀ヶ池、奥白根、前白根、金精峠、登山口の左回りの周回行程だ。



登山口・駐車場から少し歩くと案内板がある。登山ルートを確認する。道標に弥陀ヶ池まで2.7kmとある。


週はじめの雨がこの辺りでは雪になったのか、山には薄っすらと雪が見られる。急坂の登山道は、少し凍っていて歩きやすい。
1時間半近く歩き、急に目の前が開け斜面を横切ると、すぐに弥陀ヶ池である。雪化粧の奥白根が目の前にそびえる。途中にあった池まで1kmの標識からすぐに着いたような気がする。


池の縁の木道を進む。池は鏡のように景色を映す。


水たまりは凍ているからうっかり踏み出して転ばぬように歩く。

池の端で白根山まで1.1kmの道標を見る。


池から5分ほどで丸沼からの登山道と合流する。ここから奥白根山への登りとなるが、雪が踏み固められ凍っている。土や岩の部分に足をおいて滑らぬように歩く。高度を稼ぐにつれ、岩場も多くなる。
30分も登ると弥陀ヶ池が俯瞰できるようになる。


さらに標高を稼いでゆくと、左から丸沼、菅沼、弥陀ヶ池と並ぶ。左の双耳峰は燧ケ岳だ。その右の長い平坦な山は会津駒ヶ岳の山並か。



8時59分奥白根山の頂が見える。先客が数人いる。


9時12分山頂に着く。風が冷たい。


雲ってはいるが展望は良い。奥白根の周りには多くの百名山が座す。

左端の至仏山から右端の燧ケ岳までの眺めだ。ほとんどの頂が雪化粧だ。


双耳峰の燧ケ岳はすぐわかるので、これを目印に左に平ヶ岳があるのだがどれだか分らぬ。

右には会津駒ヶ岳が座す。これは右端の雪化粧の山並だろう。


武尊山、谷川岳。この辺り山が連なるので特徴的な山で無い限り山座同定は脱帽である。
良い眺めであったことだけは分かっていただければ宜しいかと。


遠くに浅間山。


富士山も視認できるのだがblogに載せる写真レベルでは分からない。すぐお隣さんの男体山。
左から女峰山、大真名子山、男体山、中禅寺湖


山頂に15分ほど留まっただけで体が冷え込んでくるから、前白根山に向かう。
避難小屋への急坂を下りながら五色沼、五色山、前白根山(左)を望む。弥陀ヶ池も五色沼も皆噴火口跡にできたものだろうと想像する。


避難小屋から五色沼の湖面まで下る。地図では五色沼から前白根山への道がある事になっているが、今までのような確かな道標はない。沼に沿ってしばらく歩くと、水場の上に赤いテープがあるので、此れが前白根山への目印と思い登ってみることにする。20分ほどで前白根山の登山道に出る、安堵。さらに10分歩いて前白根山へ11時25分に着く。


前白根山から五色沼と奥白根を望む。山頂の風は沼には及ばず鏡のように静かだ。


前白根山から五色山への尾根道からは湯元温泉、湯ノ湖が眼下に広がる。湯元の紅葉は最盛期であるが、曇り空の下では今一精彩が無い。

五色山に12時に着き、湯を沸かしカップラーメンを食べる。熱くて美味しいね。

五色山から下り、湯元への分岐を鞍部の国境平で右に見送り、金精山に向かう。
五色山から金精峠経由で菅沼登山口へ下る人は少ないと見えて踏み跡が薄い。

金精山に登り返す途中で、道に迷っている男性に道を尋ねられ、金精山の山頂までリードする。道に迷うようなところでないのだが、迷った人は焦りからわからなくなるのであろう。特に人気がなくなると。


日光側(栃木県)から金精峠トンネルに向かう車道が見える。



金精山から先はもう登りはない。山頂からしばらく下ると、崩落箇所ありハシゴ、ロープで確保してあるので、注意をして通過すれば問題なし。金精峠に着くと、車道から登る道があるので、軽装の家族づれが紅葉を見に登っている。

金精峠の紅葉。


金精峠から菅沼登山口へ一気に下り14時24分下山。


菅沼のあたりの紅葉は実に綺麗であった。愛車パジェロで横浜に戻る。途中沼田で風呂に浸かる。

曇り空ではあったが、山頂からのパノラマは実によかった。

奥白根山の行程、
登山口6:30-7:56弥陀ヶ池8:09-9:12奥白根山9:26-10:14避難小屋-10:50五色沼-11:25前白根山-12:00五色山(昼食)12:33-12:58国境平-13:18金精山-13:46金精峠-14:24登山口14:50=横浜20:50

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