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登山と車旅

多良山系 2024.07.17 五家原岳からオオキツネ観賞

2024年7月17日、水曜日、晴。昨夜は久しぶりにお月さん。今日は五家原岳に登りオオキツネを観て回ろう。
9時前に駐車場に着く。半分ほど駐車場は埋まっている。長雨が上がったので一斉に動き出したか。9時駐車場を出発して五家原岳へと向かう。黒木の民宿から眺める経ヶ岳は青空だ。

民家の庭にオレンジの鮮やかな花(桧扇:ヒオウギ?)。
林道に入った所で大きな蕾のようなもの。花になるのだろうかそれとも葉が延びるのか。

9時23分林道から山道に入る所で最初の渡渉。昨日も雨は上がっていたが水の引くのを待って今日にした。それでもまだ飛び石の上を流れる。滑らぬように慎重に渡る。
続いて大モミの木の分岐を過ぎて渡渉。渡渉点上の滝の水量は何時もより多い。渡れぬ水量ではない。水際ぎりぎりまで降りて軽くポンと対岸の石の頂に飛んだつもりが僅か足らぬ。滑り落ちてドボン。靴から水を抜いて気を取り直し出発。
普段はチョロチョロの流れの沢が滝になっている。
10時切通し手前の最上段の渡渉。無事クリアー。水量が多く流れが速いから流れが幕を張った写真になっている。
10時8分切通に出て林道を200mほど歩いて、
近道をしようと左手の林に入る。林を抜け出た所がまた林道で、この辺りから五家原岳北西尾根に取付けないだろうかと道草。以前印を見た所から林に入ってみたが違っていたので今日は諦める。
素直に登山道を登ることに。10時43分左手に滝を見た所で、滝の左から山道へ入る。水量が多いので裾が広がりレースのカーテンのようだ。

11時横峰越手前の登り上がった所から、
左の尾根に入り近道。
出発時は林に入ると涼しかったが、五家原岳への登りに入ると、日も上がり風も無いから汗が噴き出て来る。夏場の登りはキツい。何とか頑張って12時
五家原岳山頂に着く。先客無し。
昼を食べながら久し振りの展望を満喫。長崎空港から右回りで、

鳥甲山から郡岳。
郡岳から経ヶ岳。

経ヶ岳から多良の山々。

有明海と雲に覆われる雲仙。
何時もならここから稜線で中岳・金泉寺と歩くのだが、今日はオオキツネ観賞。12時24分車道を下って御立目観音へと向かう。水神池の分岐を過ぎた所でたった1本ポツンと最初のオオキツネ。
この一本を見ただけで、13時御立目観音へ着く。
13時11分、バイモの所でオオキツネ。雨が降り続いたので球根?が現れたのが目立つ。

山シャク群生地の下は活き活きとした花が殆どで美しい。子キツネも沢山混じっているから暫くは観られるだろう。
日当たりのよい奥にも群生している。
金泉寺への分岐へと歩みを進める道中にも点々とオオキツネ。楽しませてくれる。
13時57分金泉寺への分岐に出た。
金泉寺へと進むと直ぐに白いアジサイ?を見る。前回は青いものを見たが散ったようだ。
14時7分何時もは気にも留めない山田の碑を通過して3分ほど、
左下の斜面にオオキツネの群生を見る。良く見ると虎ロープが張ってあり危険とある。恐らく先が崖か急斜面なのであろう。
金泉寺へと進むと白い花。
14時25分西野越に着いて、金泉寺まで足を延ばす、14時32分。
ツチアケビを観に行くと花が咲いている。秋には大きな実を付けるだろう。

西野越に戻って、八丁谷への下り入ると直ぐに、オオキツネの群生地。谷一面がオオキツネだ。
15時14分水場まで下るとこの辺りにも群生地。

右手の沢の滝を眺めながら八丁谷へと下り、15時40分着く。

雨で苔むして滑る林道を慎重に下り、駐車場手前まで来ると、左手山側から土砂が流れ出している。見た目は急傾斜ではないが上からの勢いで流れ出たのであろう。
駐車場まで下ると透き通るような白がきれいな花を観る。
16時下山。10日振りのまともな山歩で、いい運動になりました。


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