2024年7月20日、土曜日、晴。南長崎に行ったついでに八郎岳に登る。
出発が10時35分と遅かったから、松尾岳のルートは止めて、千々峠のルートを登る。
車道を10分ほど歩いて、
10時44分、千々峠(乙女峠)への登山口に着いて山道へ入る。
5分ほど歩いた10時50分渡渉。水量はそれほどでもないから渡渉に全く支障なし。
渡ると、梅雨の雨を集めた沢の水が登山道まであふれている。何時もの光景だ。
まだ30分も歩いていないが汗が噴き出る。風は殆どなく何しろ蒸し暑いからキツイ傾斜でもないが足が重い。
暑さに耐えて11時38分乙女峠に何とか着いた。青空が待っているかと思えば低く雲が垂れ込める。蒸し暑いはずだ。
向かう小八郎側もどんより。
登り始めると、樹林の木の葉に滴が。落葉もしっとり濡れている。雨がパラついたのか雲霧か。
12時分岐に着いて、眺めを楽しみに小八郎岳へ。
12時9分小八郎岳に着く。登る途中からの眺めも、山頂からの眺めも全く無し。ただガスに覆われる。
これだと八郎岳からの眺めも期待できないだろうと、重い足取りで八郎岳へ。
緩やかな登りにかかった所で左に草住神社の道標を見る。ハテ?この道標以前からあったかな?記憶にないな。以前の道標を変えたのかななどと考えながら、3,4分歩くと、
以前からある八郎岳南面を巻く道標が出て来た。と云うことは先ほどの物は最近設置されたのだろう。
そして、10分ほど登り、12時38分八郎岳山頂まで来ると予想はハズレ、山頂からは青空が望める。
目の前の伊王島の眺めが最高。
長崎港を囲む山々も望める。
戸町岳方向は雲が湧いてきている。
反対側の野母崎方向は雲が覆う。どうやら雲は橘湾側から湧いてきているようだ。
山頂に立つまで殆ど風は感じられなかったが、強い西風を受けて日陰に入ると涼しくて最高のおもてなし。更によく眺めれば帆場岳の右奥に、多良の山々郡岳から経ヶ岳の山並が連なるのが見える。雲仙は残念ながら雲に隠れる。
13時下山に就いて、山頂下のキンランを覗けば、しっかり実をつけている。来年も楽しみだ。
13時50分駐車場に下山。これからしばらく、近場の山歩は暑さとの戦いだな。