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登山と車旅

百名山 2003.09.14 甲斐駒ヶ岳 仙丈ヶ岳 その2

2003年9月14日、晴。3時20分起床。3時45分長衛小屋を出発。大滝の頭、小仙丈ヶ岳、仙丈ヶ岳、藪沢、北沢峠のルートだ。


樹林帯の中をヘッドランプを点けて登るのだが霧がひどくて、ランプの光が拡散して足元を照らすのが精一杯だ。1時間も歩くと腹が減ってきたので朝ごはんの弁当を暗闇の中で食べる。卵と鮭、梅干は分かったがあとは何を食べたか分からない。

6時大滝の頭に着く。ちょうど半分登った。登山口から30分ほどは緩やかな登りであったが、あとは急登の連続であった。

ここからも急登は続く。30分も登ると森林限界を超えて樹林帯からハイマツ帯となり、小仙丈ヶ岳の頂が見える。霧の風がまともに当たるようになり体が冷えるのでカッパを着る。


7時5分小仙丈ヶ岳に着く。

駒ヶ根方面が雲の下に見える。陽が高くなれば晴れるかもしれない。

7時30分頃になると、仙丈ヶ岳の雲が切れそうになってきた。

小仙丈ヶ岳から鞍部まで下り、仙丈ヶ岳への登りから振返れば小仙丈ヶ岳の雲も切れ始めた。その先に甲斐駒が透けて見える。


馬の背と馬の背ヒュッテにかかっていた雲はすっかり切れた。

仙丈ヶ岳に近づくと甲斐駒にかかっていた雲も切れた。


8時15分仙丈ヶ岳の頂に立つ。

仙丈ヶ岳から大仙丈ヶ岳を望む。稜線東側(山梨側)から雲が押し寄せるのを西側(長野側)が押し戻す形だ。

眼下はカールと仙丈小屋、その先に馬の背。奥の山は鋸岳だろう。

20分ほど景色を楽しみ、仙丈小屋に下る。途中、団体さんが頂に向かう。いいタイミングで頂に立ったな。


9時仙丈小屋に着き、頂を眺めれば氷河に削られた跡が良く分かる。


馬の背への登りにかかれば、早くも雲が仙丈小屋を包み込もうとしている。


仙丈小屋から30分も下ると、昨日の仙水峠が良く見える。左、摩利支天。右、栗沢山。

V字の間に甲斐駒を見ながら、藪沢を下る。


藪沢を右岸から左岸へ渡る手前で名もない滝を見る。

左岸に渡り、樹林の中の急坂を30分ほど下り、平坦な道をしばらく歩いて大平山荘に11時50分着く。15分ほど登り返し北沢峠に着く。バスで広河原に出ると、仙丈ヶ岳からは望めなかった北岳がこの通り見える。仙丈ヶ岳から見たかったなー。



仙丈ヶ岳の行程、
長衛小屋3:45-4:00登山口-6:00大滝の頭-7:05小仙丈ヶ岳-8:15仙丈ヶ岳8:38-9:00仙丈小屋-9:45馬の背分岐-11:50大平山荘-12:05北沢峠13:15=13:40広河原
マイカーに戻り奈良田に出て横浜に戻る。

昨日の午前中を除けば、まあまあの天気で景色も楽しめ良い登山ができたと思う。甲斐駒から下るときに見たオベリスクは登れるのかどうかわからぬが行きたいものだ。
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