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登山と車旅

雲仙の山 2019.12.18 行基洞 一切経の滝 智恩洞 空照師

2019年12月18日、薄曇。今年最後の水曜登山です。先週の水曜登山時に今週は雲仙行基洞と決めていた。12月も半ばとなると参加者は5名だ。

宝原園地の駐車場を9時24分に出発して、小地獄温泉へ車道を下る。

20分ほど下ると青雲荘の前に出てその少し先左側に一切経の道標を見て、



左折して鳥居をくぐり、車道から分れる。

数十m進むと道標を見て左折する。右下に大きな駐車場を見る。

行く手に鳥居が見える。鳥居手前に左から下ってくる道がある。墓地からの道だ。園地から来ればショートカットの道だ(帰る時に歩いてみて分かった)。


鳥居をくぐり、林の道に入る。道は舗装されているが前夜の雨で滑りやすい。

9時50分三鈷(さんこ)の松に着く。三鈷の松とは葉が三本ある珍しい松なのだ。


  


三鈷の松から林の中をさらに下る。ということは当たり前だが戻る時は登りだ。

9時55分沢を橋で渡る。


この川の流れが、一切経の滝につながるのだ。

橋を渡り、左に進む。


9時57分一切経に着く。


鳥居をくぐると札所、お堂と続く。


お堂の前に道標がある。一切経はこのお堂のすぐ下に見える。行基洞への案内は一切ない。


滝へ下る途中に観世音菩薩が並ぶ。お飾りは早くも令和二年となっている。



これが肝心な一切経の滝だ。落差5mほどかな。奥の方にも小さな滝が見えるね。


行基洞へはこの流れを左下見て、山腹を下るように進むのだ。




10分ほど下って、10時18分流れを左近くに見る。ここから沢を離れ右上の道に登るのだ。案内は無い(テープが巻いてある)が沢を横切る太いホースが目印だ。


行基洞への登りはやや急勾配の登りだ。


10分弱登り、トラロープの張られた急坂となれば行基洞は近い。

10時27分行基洞に着く。


急な石段を上って行基洞の中へ。中央黒く見えるところが洞だ。

洞穴に入り暗闇に目が慣れると正面に、行基像が。洞穴の高さは4,5mは優にあるだろう。

洞穴は向かって左からさらに上に登れる。

中二階の様なところにも像が。

2階はというと、以前は像があったというところに像はない。2階は大きな窓が岩に開いているから明るい。ヘッドランプがあれば便利だ。


見学を終え、10時40分行基洞を後にして、一切経の滝に11時5分に戻り、智恩洞へ向かう。道は鎖の手すりがある整備されている。

手すりが無くなると道は平坦になり、

小さな沢を渡る。

沢を渡るとまた手すりのある登りとなる。


11時16分智恩洞と札ノ原の分岐に着く。


直進は札ノ原。林の先が明るいから少し登れば札ノ原にすぐ出れそうだ帰りに寄ろう。

左の智恩洞の道を進む。

2分も歩くと鳥居を見る。

鳥居手前、右手に鋭角に札ノ原への道標がある。帰りにこの道を取れば札ノ原への近道だ。

鳥居をくぐり、また2分ほどで大きなローソク岩(勝手に呼称)を見る。

近づくと基部がトンネル状になっている。


太っている人は通れないかもよ。高さは人の背丈ほどある。


トンネルを抜けると智恩洞だ、11時22分。

階段手前右手に不動明王像。

階段を登ると右手に石像3体。

入口右手に初代庵主様の像。大変上品な顔立ちだ。

往路を戻り、鳥居から2分ほど札ノ原に緩やかに登りながら進むと11時31分住宅地に出た。

鳥居をくぐり振返ればこんな感じだ。この鳥居は智恩堂となっている。ここが参道入口なのだろう。


この鳥居左手から一切経へ下る道がある。おそらく登ってきたときに最初に見た札ノ原と智恩洞の分岐に出るだろうと下ると出ました。
分岐に出て左手20mほど先を見れば何やらある。(右手は智恩洞へ進む道、直進一切経)
智恩堂御用水と刻まれている。この水を智恩洞まで引いていたのか。


分岐、一切経、三鈷の松と往路を戻り、往路で目を付けた墓地を抜ける近道を通り抜け、宝原園地に12時20分に戻る。3時間よく歩きました。一切経の見学なら札ノ原からが道も良いし近いだろう。

今日の行程、
宝原園地9:24-9:43一切経入口ー9:50三鈷の松-9:57一切経10:09-10:18行基洞分岐-10:27行基洞10:40-11:05一切経-11:22智恩洞-11:31札ノ原-12:20宝原園地

宝原園地から高岩山に登る途中から左に下ったところにも石像があるので紹介しておこう。宝原園地から高岩山に向かって30分ほど登り、登山道が右手に大きくカーブする手前から左の林に入る道がある(はっきりしていない踏み跡程度の道。高岩山への道標があったかな?)

左折して1本道を10分も下らずに空照師の像に着く。

往路を数十mも戻らずに、右手に入る道がある。目印のテープを頼りにおおよそ100mも進み右に下り、大岩を見上げ登り返す。

すると岩の下に何やら祀られている。

近づけば石像だ。岩大師とある。一夜大師と云う人もいる。岩大師は初めての時は見つけるのに苦労した。


行基洞、こちらの空照師ともに有家集落の信仰のものかな。

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