2022年2月2日、水曜日、曇。久々に「牧場の里あづま」から吾妻岳に登る。
鉢巻山の北側を走る林道を歩いて吾妻岳を目指す。一年前植林をさまよい難渋した同じルートだ。幸いにも親切な方が軌跡を見てルートを教えてくれたのでリベンジだ。
牧場の里あづまを8時55分出発。万里の長城から眺める九千部岳、雲仙岳は霞んではっきり見えない。
牛が長閑に餌を食べているが、牛のゲップが地球温暖化に影響するって知ってますか？
長城の終点に9時11分着いて、登山道に入らず、鉢巻山の北側を走る林道に下り、仁田登山口を目指す。
林道には所々ゲートがあるが開いている。
林道を歩くこと10分巨石群を見る。
さらに10分歩くと公園への分岐に着いて、公園に寄り道。
公園は放置状態で荒れている。
園内の馬頭観音だけが維持されているようだ。
林道に戻るとゲートが閉まっている。前はここを乗り越えたが、今回は押したらすんなり開いた。
ゲートの先で作業をしているから開けていたのだろう。
ゲートから100mほど歩くと林道終点だ。
茂みを10mも進むと、ゲートで通行止め、9時42分。前回はここから柵に沿って右に進み、さまよい（緑の線）が始まったのだ。
今回は、「ゲートを乗り越え進めば間もなく仁田登山口への林道に出る」とのアドバイスをもらったから乗り越え林に入る。林の中は広々としている。以前は道であったのだろう。
道らしいところを2分も歩くと、地形図の道は北側に曲がるが、吾輩は最短を目指して真直ぐ東に進む。
当然雑木林となり歩きやすいところを選んで進む。
数分も歩くと、目の前が開け林道に出たーと、思ったのもつかの間、イバラが茂る藪だ。林道まで距離にして僅か。かき分け進め－！
30mも進むと急激な藪の下り、林道は見えない。これはやばいゲートまで戻るしかないのか。諦めるのはまだ早い。少し戻って南東に進むと作業道らしきものが見えるので下りると、10m先で林道に出た、9時58分仁田登山口に通じる林道だ。
途中、藪漕ぎになるのかと思わせる様相になったがすぐに終わる。
10時20分仁田登山口に着く。
登山道はしばらくの間は舗装が残る道を歩く。
10分も歩けば植林の中を歩くようになる。どちらも緩やかな登りだ。
登山口から20分ほど歩いた10時42分、鉢巻山からの道に鞍部で合流して吾妻岳に向かう。
10分ほど歩くと、尾根道と巻き道の分岐に10時53分出る。吾輩にとっては尾根道が歩きやすいので、左に折れて尾根道を取る。
後はひたすら登り、11時40分展望岩と吾妻岳の分岐に着く。
吾妻岳に先に登り左回りでここに戻ろうと進む。山頂下の展望岩に11時53分着いて田代原から雲仙の山々を望むが、霞んでいて霧氷が付いているのかどうかも分からない、目の前の九千部岳には霧氷は見られない。風もなく体感温度は暖かだ。
昼食をとって山頂平坦部を展望岩に向かい、途中から近道とばかりに展望岩に向かって雑木林を下る。下る先は崖が待ち受けているので慎重に下る。
GPSを確認すると展望岩から少しずれているようなので修正しながら下ると目の前が明るくなった。どうやら崖の手前まで下ってしまったらしい。岩の間に窓のような空間が。
恐る恐る近づいて覗くと、なんと展望テラス（岩棚）になっていて、目の前に鉢巻山だ、12時30分。テラスの先はスパッと切れ落ちているようなので怖いのと、岩の状況も確認できないから立てない。要は怖いのだ。好天の時にもう一度訪れよう。地形図で確認するとテラスは展望岩の南50mあたりだ。
眺望は恐怖も交え得られたので、展望岩はパスして適当に登り返すと、登山道に12時40分出合う。
分岐に戻り、鞍部に13時20分に着いて、鉢巻山に登り返す。途中から展望岩（岩場）に登り吾妻岳を眺める。
九千部岳の麓はハゲ山だ。ソーラー畑になるのでしょうか。
13時57分鉢巻山に着く。後はひたすら下るのみ。
14時30分万里の長城まで下ると、牛がじっと思考に耽っている。
駐車場下のグループはものぐさを決め込んでいる。14時34分下山。
何時もと違った道を歩いた結果、展望テラスに出会えたのは小さな僥倖であった。
今日の行程、
牧場の里駐車場8:55－9:11林道に下る－9:30公園9:37－9:42林道端（ゲート）－10:20仁田登山口－10:42鉢巻山鞍部－10:53尾根道分岐－11:53吾妻岳（昼食）12:08－12:30展望テラスー13:20鉢巻山鞍部－13:57鉢巻山－14:34駐車場
