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登山と車旅

九重連山 2022.10.14 九重17サミッツ6座周回

2022年10月14日、金曜日、晴。今日は牧ノ戸峠から東端の白口岳までの九重1700m峰6座に登れるか挑戦。1日で17サミッツ10座を登る健脚もいると云うからすごい。


朝6時の長者原、東の空が焼けて来た。

西には月が。今日も好天気になりそうだ。
7時過ぎに長者原ビジターセンタ駐車場は満車。牧ノ戸峠の駐車場は半分ほどしか埋まっていない。7時35分牧ノ戸登山口を出発。

7時48分東屋の展望所に着く。日向の猟師山と日影が対照的だ。八丁原の白い噴気が際立つ。

8時沓掛山の稜線に出ると雲海の中に阿蘇の山々が覗く。

8時6分沓掛山に着く。今日も由布岳は雲海に浮かぶ。
進む道は紅葉の並木だ。
扇ヶ鼻分岐手前まで来ると星生山西斜面の紅葉が始まっている。残念ながら日影でパッとしない。
8時50分扇ヶ鼻分岐を過ぎて星生分岐に向かう。星生山に先に登るか、帰りに登るか考えながら歩く。
星生山に登って途中でへばって白口岳まで行き着けないのは困るので、西千里ヶ浜を進む。久住山が見えてきました。
久住分れに出る手前の一登りした所から、雲海に浮かぶ祖母山を眺める。今日は気温が高いから雲が湧き易いのかな?
久住山手前のザレの登りがどうも苦手だ。
9時19分久住分れに着く。この先今までと雰囲気変わるから苦手なのかな?
三俣山を眺めたり、
振返り星生崎、扇ヶ鼻を眺めたりしながら、久住山への登りを一歩一歩稼ぐ。
中岳への分岐を過ぎると左下に空池を見る。

先を見上げるときついから、ひたすら足元だけを見て登り9時47分稜線に出る。もう10時近くなのに阿蘇(右)と祖母はまだ雲海に浮いていた。


今までのきつさを忘れる眺望だ。南側は雲海で北側はこの好天気だ。な~んでかな?
岩の横の僅かな土の上にリンドウが咲いてる。
山頂標柱が見えて来た。
9時52分久住山頂に着く。八丁原の噴気がここからも見える。
雲もなく山頂からの眺望は絶景だ。

この先は稲星山から白口岳、中岳と左回りで進もう。右に見えるピークが稲星山の山頂だ。
久住山からの下りにかかると、稲星山の姿と左下に東千里が望める。稲星への登りは緩やかと思っていたがそうでもなさそうだ。
左に大船山、中岳、由布岳の頭、天狗ヶ城だ。

ザレの坂を10分強下ると、10時12分神明水分岐に着く。
ここから稲星へ登り返しだ。ピークに見えるのは中間点の岩だ。
山頂手前から見返る久住山。

鞍部から20分の10時32分稲星山の山頂に着く。
雲海を眺めながら山頂平坦部を歩く。
稲星越への下りに入ると、目の前に鳴子山、紅葉が始まっている。
左に目指す白口岳。稲星越への下りからウツギの枝が半袖の腕をこすって痛い。
10時47分稲星越に着く。

緩やかな白口岳への登り道脇には、群生ではないがリンドウが点々と咲いている。気温も上がり風が生温く感じる。
11時4分、白口岳の山頂へ着けました。6座周回できそうだ。
山頂から眺める、三俣山と平治岳・大船山・立中山。
これから向かう中岳。
稲星越に戻る途中から眺めた稲星の小さな秋です。
11時23分稲星越に戻り、稲星北側のトラバース道を中岳へ。平坦だがウツギの枝が腕をこする。下山後の風呂では腕がヒリヒリ。山は長袖ですよね。
トラバース道を15分ほど歩いて11時40分5叉路に出る。稲星越、稲星山、避難小屋・神明水分岐、中岳、今は通行できない法華院。
中岳への急勾配を登って山頂で飯にしよう。
11時54分難所の梯子・ロープ場を通過。ここは何時も緊張する。山頂はすぐだ。
少し登って山頂手前から見返る白口岳と稲星山。
急坂を登ること20分、12時2分中岳に着く。ここまで来て鞍部から20分も登れば大概のピークに着くと実感。
山頂からの三俣山、大船山の眺め。

昼飯を食べながら眺める御池、久住山、肥前ヶ城・扇ヶ鼻。

次は目の前の天狗ヶ城へ吊尾根を進む。と云いても山頂下は右に巻くのだが。
吊尾根から左下に眺める御池。雲が出てきて陽が隠れる。
12時34分天狗ヶ城に着く。昼を過ぎると昨日と同様、雲が山にかかり始める。
見返る中岳。こちらにも雲が。
残すは星生山だ。雲さん山を隠さないで。
天狗ヶ城からの急坂を下り、12時57分久住分れに着いて、星生崎への急勾配の登りだ。20分も登れば着くと思えば苦にはならない。
13時14分星生崎に着く。岩峰から見下ろす西千里。モデルが立たない岩峰は様にならない。
星生崎から眺める星生山。
星生崎から僅か歩くと道は岩稜と巻道に分かれる。当然臆病者の吾輩は左の巻道を取る。岩稜は一度歩いてコリゴリだ。
巻道には岩の橋みたいな岩屋が見られるよ。
巻道を抜けると、アルプスのような稜線歩きが続く。
振返り見る岩稜。曇っているとより怖く見える。
山頂の手前にもう一つの岩場。右を巻くのだが険しい所だ。
岩場に突入。
岩場から恐る恐る見下ろす山頂南面下の紅葉。
13時46分星生山山頂に着く。6座周回出来ました。山頂は日が陰ると夕方の様になり、時折日が射すと日中に戻る忙しさだ。

山頂から急坂を一気に下り、南面の紅葉を眺める。
14時15分扇ヶ鼻分岐を過ぎて、往路の道を沓掛山に向かうだけだ。躓かぬように注意して歩こう。今日見た紅葉は岩場ばかりだ。何故岩場の紅葉は時期も早く奇麗なのだろうかと道々考える。紅葉する木が岩場に多いのか?岩は寒暖差が大きいから紅葉が早いのか?等々考えているうちに沓掛山に。
沓掛山まで戻って来ると西日を受けてご褒美が待っていた。今日は期待していなかった紅葉も見られて、6座周回達成、バンザーイ!15時11分登山口へ下山。

今日の行程、
牧ノ戸登山口7:35-8:06沓掛山-8:50扇ヶ鼻分岐-9:19久住分れ-9:52久住山-10:12神明水分岐-10:32稲星山-10:47稲星越-11:04白口岳-11:23稲星越-11:40五叉路-12:02中岳(昼食)12:22-12:34天狗ヶ城-12:57久住分れ-13:14星生崎-13:46星生山-14:15扇ヶ鼻分岐-14:52沓掛山-15:11登山口


余談:ブログを書いている17日、月曜日。昨夜は20時くらいから長者原は雨。駐車場は数台しか泊まっていない。ガランとしている。12日水曜日から半分は埋まっていたのに。雨とガスで駐車場は空いている。この雨が上がる明日からは冷え込むとのことだから、明日18日、火曜日から紅葉真っ盛りとなるだろう。

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