登山と車旅

多良山系 2020.07.17 郡岳

2020年7月17日、晴。梅雨の中休みで、2週間ぶりに山に行く。大雨で多良横断林道が通行止めみたいなので、無難な郡岳に行くことにした。
野岳湖から萱瀬ダムへの車道が通行止めだ。大雨でやられた道の修復工事中とのことだ。

公園の駐車場に車を止めて南登山口まで歩こう。9時駐車場を出発。

車道右手(南側)の植林は、最近、間伐されたようで明るい。

左手のゴルフ場を覗くと、グリーンもフェアウェイも大雨の影響はなかったようで、緑が美しい。

15分ほど歩くと工事現場に差し掛かる。土砂は取り除かれて舗装を剥がしているところだ。工事区間は2,30mと短い。2,3日で終わるだろう。

重井田への分かれから萱瀬ダムへは通行可能だ。やけに明るいと思ったら植林が伐採されている。多良岳のあちこちで伐採が行われている。

30分弱歩いた9時27分南登山口に着く。


大雨で登山道の落ち葉や小石はすっかり流されて、滑りやすい粘土質の表面がむき出しだ。


しばらく歩くと、登山道に小石が目立つようになる。

50mほど歩くと、倒木と、その左手上が土砂崩れだ。倒木はすでに切られて、早くも復旧されている。


進むにつれ、登山道右手の普段は枯れ沢から水音が聞こえる。沢は大雨の流れで深く掘られている。

山にたまった水が登山道を横切り流れとなっている。



9時45分林道出合に出ると、登山道を補修している人がいる。先ほどの倒木はこの方が朝から切ったそうだ。朝早くからご苦労様です、ありがとうございます。
いつもはこの沢を登るのだが、見ての通り沢は1m以上深くえぐられている。左手の林に新しい道を作ってくれていた。


郡岳まで登ると云うので、途中のベンチまで一緒に登る。お歳を伺えば84歳とのこと。それでこの力仕事頭が下がります。
沢からの登り口に山頂まで1600mの道標を見る。以前は無かったと思うのだが。


山中の登山道は大雨の影響もなく普段通りだが、湿っているので粘土質の道と木の根で滑りやすい。


10時27分坊岩分岐に着く。坊岩への道はガレ場があるので無難に頂を目指そう。頂まで500mだ。

10時47分山頂に着く。青空がいいね。

緑の大野原演習場がいいね。左には川棚虚空蔵山と高見岳。虚空蔵山の右奥に牧ノ山や青螺山が霞むが写真では分からないね。

中央左に長崎空港(これも写真では分からないかな)、右に武留路山。

景色を展望した後、昼には早いので郡岳東峰(821m峰)まで足を延ばそう。
山頂から下り気味にアップダウンを繰返し、東峰分岐に11時13分に着く。ここは左に直角に曲がるのが縦走路だ。直進せぬように倒木が置かれている。


地形図では直進が登山道であるが登るのを避けたいのかな?地形図の道ははっきりしない。
形がはっきりしない尾根を、方向を見定めて821のピークを目指す。10分ほどで、赤と白のテープがあるピークに着く、11時23分。白のテープに東峰の文字がかすかに読み取れる。

ピークから平坦な登山道を思わせるような道を北東に進む。山頂から150mくらい進むと、少し下り勾配が増す。ここのあたりが左に下るポイントだ。


左に下るポイントには記憶ではテープが数か所に有ったはずだが見当たらない。GPSを確認すると下りすぎている。登り返して北に延びる尾根を下る。
踏み跡はないが尾根を外さないように下る。

尾根を数分下って縦走路に出合う、11時35分。数本の木を束ねるようにビニールテープが巻かれているこれが目印だ。

縦走路を郡岳に戻り、12時4分に着く。ここで昼食。昼食後坊岩への誘惑に負けてこちらに下る。
坊岩に12時40分に着く。霞がかかって展望は宜しくない。南登山口に行く分岐に戻り、郡岳南西をトラバース気味に歩く。


心配していたガレ場は上部から崩落していて、沢はえぐられている。崩落を誘発せぬよう慎重に渡る。山頂に戻り往路を取るのが賢い選択で有ったろう。沢で立ち止まって写真を撮る余裕などない。ピントが定まりません。

坊岩分岐に出て、往路を下る。13時33分南登山口に下山。
ガレ場上の崩落個所を注視しながら、渡るときには怖いと思いましたね。

今日の行程、
野岳湖駐車場9:00-9:27南登山口-9:40林道出合9:45-10:27坊岩分岐-10:47郡岳10:54-11:13東峰分岐-12:23郡岳東峰-11:35縦走路出合-12:04郡岳12:26-12:40坊岩-13:33南登山口

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