A DAY IN THE LIFE

好きなゴルフと古いLPやCDの棚卸しをしながらのJAZZの話題を中心に。

STAR DUST BY LIONEL HAMPTON ALL STARS

2007-01-21 | MY FAVORITE ALBUM
JAZZは初めて顔を合わせても、簡単な約束事で一緒にプレーできる。
BIG BAND ファンとしてはアレンジに凝ったアンサンブルワークが楽しみだが、JAZZの醍醐味はやはりソロプレー。

ROLLINSのWAY OUT WESTはロリンズのプレーを前面に出した初顔合わせ3人のコラボレーションが楽しみだが、さらに何人かが集まると、これがジャムセッションの楽しみになる。
演奏する方も楽しいと思うが聴く方も何が飛び出すか分からない面白みがある。

このジャムセッションは、よくアフターアワーズセッションといわれて、JAZZ CLUBではレギュラーセッションとは別に行われるものだ。JAZZ FESTIVALなどでも、必ずといっていいほどオールスターによるジャムセッションのステージが設けられる。
スタジオでのジャムセッションの録音も多くあるが、聴衆を前にしたライブの臨場感は何ともいえない。

このジャムセッションを興行としてコンサートに仕立て上げて有名なのが、ノーマングランツのJATP。もうひとつが、ジーンノーマンのJUST JAZZ CONCERTだ。
JUST JAZZ CONCERTといえば、LIONEL HAMPTONの1947年のコンサート録音が有名だ。
この「STAR DUST」がLIONEL HAMPTONの代表作として必ず取り上げられるが、アルトのWILLIE SMITHのアルトの泣きが最高だ。

ROLLINSを聞いたら無性にこれが聞きたくなった。

ちょうど、この頃から50年代中頃が、SWINGからモダンへの転換期。
ジャムセッションの内容も時代ともに変わっていくがJAZZの本質は同じ。

STAR DUST
ONE O’CLOCK JUMP
THE MAN I LOVE
OH, LADY BE GOOD

Lionel Hampton (vib)
Willie Smith (as)
Charlie Shavers (tp)
Corky Corcoran (ts)
Barney Kessel (g)
Tommy Todd (p)
Jackie Mills (p)
Slam Stewart (b)
Lee Young (ds)

Recorded Live at Civic Auditorium ,Pasadena .Calif, August 4,1947

日本では昭和22年。まだまだ戦後の混乱期だ。

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