A DAY IN THE LIFE

好きなゴルフと古いLPやCDの棚卸しをしながらのJAZZの話題を中心に。

職住接近(10分で会社)~遊住接近(10分でゴルフコース)

2006-06-29 | GOLF LIFE
高度成長期、都市の人口が急激に増え、住宅地がどんどん郊外に拡大していった。緑の野山を切り開き、大規模な住宅地が彼方此方に開発された。
東京西部の多摩ニュータウンも、こんな大規模ベットタウンの一つである。

その真ん中にゴルフコースがある。一番近い駅からは歩いてでも行ける。
そのコースができた昭和30年代は多摩丘陵の奥地、まだ近くで炭焼きが行われていた辺鄙な場所であった。そこが、今ではすぐ隣まで住宅地が開けている。

先日一緒に廻ったこのコースのメンバー2人は、現役を引退してコースから10分の所に住む友人同士。その日の天気を見ながら、気楽に練習やラウンドに訪れているそうだ。
その前にご一緒したご夫妻も、毎週このコースに通っているメンバーだが、「実はここから10分の近くのマンションに良い出物があったので、この前ゴルフの帰りに見に行って衝動買いした」とのこと。

ここ数年ブームになっている都心のマンションは、遠距離通勤の地獄から逃れるひとつの方法。確かに仕事に追われる毎日を過ごしていると、職住接近によって得られる通勤時間の短縮と都心生活の利便性は、他に変えがたいメリットだ。
ゴルフだって同じだ。アメリカでは、定住型のリゾートとゴルフコースの開発は一緒に行われ、住宅地の中にコースがうまくレイアウトされている景色を良く見る。

東京で、普段ゴルフに行くとなると最低でも片道1時間は覚悟しなければならない。車で高速を使って100km以上走ることも珍しくはない。プレー代よりも交通費のほうが高くなり、プレーしている時間より往復の移動時間が長くなることもよくある事だ。

まさに、「通勤地獄」ならぬ、「通遊地獄」だ。
ゴルフコースの近くに住み、往復の時間に費やす時間とお金が節約できれば、他で得られるメリットは計り知れないものがある。

「仕事を引退して時間の余裕ができたら、どこか地方に行ってゴルフ場の近くに住めればいいな」という願望は常々持っているが、まだ実現は先のことである。
そんな中で、このコースのメンバーは、「遊住接近の居場所をコースの近くに確保して毎日がGOLFの生活」に向けて着々と準備をし、すでに進行中。
地方に行かなくても「遊住接近」は実現できる。
羨ましい限りだ。

こんな恵まれた環境でゴルフをしている方と一緒にプレーをすると、不思議とゆったりした気分でプレーができる。
3パットはなし。昼食後一番のティーショットでOBを打ってしまったが、これは愛嬌。
スコアは42・43でまずます。
5番、481Yのロング。ティーショットは完璧でよく捕まったボール。残りは200Yの軽い打ち上げ。2オンを狙ったがテンプラのミス。しかし、気持ちはリラックス。残り50Yをきっちりピン手前2mにつけて、難なくバーディー。

本日の一番は、この50Yのアプローチショット。
練習不足で、最近アプローチの距離感が合っていなかったが、今回はばっちり。
旨くいく時は、気分的にも、プレー面でも「流れ」が良い。

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