A DAY IN THE LIFE

好きなゴルフと古いLPやCDの棚卸しをしながらのJAZZの話題を中心に。

THIS IS ANITA

2006-05-25 | MY FAVORITE ALBUM
ガーシュイン兄弟の書いた「WHO CARES?」といえば、このアルバムに入っているAnitaのVocalのも最高だ。Paul Smithのピアノだけの伴奏でバースが始まり、テンポを速めて、Smithのピアノ、Barney Kesselのソロを挟んで一気に歌いきる。
このALBUMは、白人VOCALの最高峰であるAnitaの1956年録音、Verve時代の名盤と言われている。
他にもスタンダード曲が並ぶが、バラードではストリングスをバックに”A nightingale sang in Berkeley square”がお気に入りだ。

JAZZ VOCALを聴く楽しみは、色々なシンガーが、お馴染みのスタンダード曲を自分の歌唱力と得意技を駆使し、伴奏やバックのアレンジと組み合わせて料理して、全く新しい曲にどのように仕立て上げられているかの発見にスリルを感じる。
同じ曲でも、100人が歌えば全く違う曲になる。
確かにアドリブ中心のインストルメントの演奏も楽しいが、歌物は、やはりヒューマンな声と歌詞があるとより一層感情が伝わる。
さらに、
同じ歌手でもアレンジが変ると別物。
同じ歌手でも、バックのプレヤーが変ると雰囲気が変る。
そして、Liveでは演奏の間のTalkを含めて、その日だけのオンリーワンの演奏になる。
これが、JAZZの楽しみかもしれない。

新しいアルバムが出た時にバックのBANDの編成やアレンジャーから推測して、どんな感じに仕上がっているのかを想像するのも楽しみだ。実際聞いてみると、想像と違ってがっかりすることもよくあるが、それもJAZZのレコード(CD)を買う楽しみのひとつである。

このALBUMではいくつかのパターンがあるが一曲目の”You are the top”は、4本のトロンボーンの分厚いサウンドを使ったアレンジで始まる。
4本のトロンボーンのサウンドにも思い出がある。
次はこれを書いてみよう。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 女性のシングルプレーヤー | トップ | WALTZ FOR GOLF<1・・・... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。