ゴング格闘技 1991年4月号

柳田太郎図書館 図書No.14

ゴング格闘技 1991年4月号

７人の有識者が各競技での最強格闘家誌上決定戦を様々な角度から予想。

モハメド・アリVSマイク・タイソンでの粂川麻里生さんという方の予想が全体の中で異彩を輝かしく放つ。

私が最も本(雑誌)の内容に幾度となく想いを馳せた一冊。

決闘

柳田太郎図書館 図書No.13

決闘

著者 赤川次郎

シュテファン・ツヴァイクの短編を映画化したものから着想されて書かれたそうですが、13才頃の私に読書の楽しみを教えてくれた一冊。

掌の小説

柳田太郎図書館 図書No.12
掌の小説
著者 川端康成

私でも描けるのではなかろうかという平山郁夫さんのジャケット。
私でも書けるのではなかろうかという川端康成さんの本文。
この一冊でも成り立ち、あらゆる本と一緒にいても成り立つこの本で、私は初めて本に畏敬の念を覚えました。

長距離走者の孤独

柳田太郎図書館 図書No.11

長距離走者の孤独

著者 アラン・シリトー

訳者 丸谷才一、河野一郎

題名買い。

ジャケ(池田満寿夫さん)買い。

裏表紙能書き("おれはどんなことがあったって奴らに見せつけてやるんだ、誠実とはどういうことかを")買い。

昔よく足を運んだ本屋さんで、いつも平置きにされていて、私が本屋さんの多様性、本の多様性を知った一冊。

ジャズの名盤入門

柳田太郎図書館 図書No.10

ジャズの名盤入門

著者 中山康樹

冒頭に名盤の定義。

モーニン、フィル・ウッズ、ローランド・カークの評論が秀逸で、名盤と言われるに値する作品と関わる質量の多い方や、名盤を誠実に突き詰めてアウトプットしていく方というのは、どこかの段階で一度読んだら忘れないものを読者に突き付けていくもんかなあと、私が感じるに至った一冊です。