漫画家の友人がいます。彼の著作がyoutubeで見れるのですが、それを見ていて、私がかつていた雑誌編集の仕事場にいた人を思い出したと同時に、彼(私の同僚の編集者)がプライベートで関わっていた労務者渡世という雑誌のことが思い浮かびました。労務者渡世は主に西成の釜ヶ崎を中心とした日雇い労働者に対して発行されていたのです。私はその頃まだその雑誌の内容にそれ程興味をもっていませんでした。私の仲間内で発行していたプライベートマガジンには一度取り上げたことがあるのですが、私の他の仲間もどちらかと言うと、あまり興味を持ちませんでした。(また、いつか続く)