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脳は錯覚する

2018-07-06 12:41:50 | インポート
昨日、家内が録画していた又吉直樹のヘウレーカという番組が、錯視というテーマでやってるのを見ました。この写真はテレビの画面を撮ったものです。チェッカーシャドウ錯視と言われ、AとBは普通に見るとAが暗く、Bが明るくみえるのです。確かにそういう絵なのですが、単に色だけを取り出して見ると、全く同じものなのです。影になっている部分を脳が過去の経験から判断して、違う色という判断をしているのです。ふだん、何となく目の水晶体を通して網膜に写った像を脳が解析して私達が認識しているのですが、脳の判断が正しいとは限らず、いわゆるとっさの判断という場合には、私達自身の経験と認識、そして脳の判断、それらが組み合わさってAだ、Bだと言っているのです。つまり、瞬時の判断を要求される脳って忙しいんだね、ということになります。脳だって、今まで見たこと無いものを認識するとなると、過去見たものに当てはめてしまうということもやっちゃうのです。でもそれは脳がその時点で正常に働いているわけです。私達の身体の全ての情報を処理しているのが脳です。しかも、考えるなんていうとんでもないことまでやってくれる。だから、脳さんありがとう。そりゃあ疲れるわ。眠い時には寝ましょう。錯覚も人生。理性や倫理も状況によって見方が変わる。ありのままと言ってることがありのままではないかもしれない。というより、ありのままに見るのは相当難しい。錯覚している方が楽。楽が良いかどうかはある意味自分次第。2,3枚目の写真はグーグルさんから転載しました。