槍平小屋ニュース 

槍ヶ岳・飛騨側登山ルートの要衝、槍平小屋から日々の出来事や最新登山道情報をお届けします。

(お知らせ)南岳新道・救急箱回収の件 20181002

2018年10月02日 | 日記

夏山シーズン中に南岳新道の標高2600m付近に設置していた救急箱ですが、本日回収いたしました。冬季の積雪による破損を防ぐための措置になります。どうぞご了承下さい。

槍ヶ岳・飛騨沢ルートの標高2550m付近に設置している救急箱も、間もなく回収予定です。よろしくお願いいたします。


槍平小屋ニュース 20181002

2018年10月02日 | 日記

※ 2018年シーズン最終宿泊日 10月8日(月)夜のご宿泊までとなります。


2018年シーズン営業中!

小屋宿泊の方はホームページよりご予約をお願いします(1名様~)

※テント泊の方はご予約不要です。

槍平小屋ホームページ はこちら。http://www.yaridairagoya.sakura.ne.jp/ 

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滝谷渡渉部水量観測情報


雲間から顔を出した、北穂高岳、滝谷ドーム。びっしりと氷に覆われています。

 

のんびりと紅葉を眺めながら歩みを進める秋の山旅は魅力的です。ただ、そこにはもう冬が待ち構えています。下界では夏日、真夏日となる日もまだあるかもしれませんが、3000m級の山々はいつ積雪となっても不思議ではない季節となりました。小屋閉め間近のこの時期によくあるご質問に、「ピッケル、アイゼンは必要ですか?」というものがあります。お答えは、いつも決まっています。「ご自分で判断出来ないのであれば、また来シーズンの夏山までお待ち下さい」です。ともすれば、突き放すような、冷たい表現に受け取られるかもしれません。しかしながら、10月以降の北アルプスの3000m級の山岳が、悪天候時に見せる厳しさを想像出来ないのであれば、そもそも、入山すべき日かそうでない日であるかの判断も出来ないでしょう。冬の装備があれば、どんな天候でも登山が出来るわけではありません。どうぞお忘れなく。

 

今日も槍平では少しずつ、小屋閉めへ向けての作業が続きます。冬季の積雪で折れ曲がってしまう雨樋も取り外し、きれいに洗ってまた来年の夏を待ちます。お客様数にかかわらず、一日があっと言う間に過ぎてゆく10月の初めです。

 

それでは本日の気象情報。

午前6時。

 

午後6時。