県立美術館でやっとる「浦沢直樹展」
行ってみたいなーって思っとった最中、会社で招待券もらったんでこれはいいやと
そーいえば「20世紀少年」、大学の時に実写映画があって、福田と漫画買い集めて…
“ともだち”って誰なんやろう?って思っとったら、ネタ番組でよゐこのコントで“ともだち”が“フクベエ”ってゆーのを言っちゃったもんやから…
お金ないのもあったんやけど、心折れて途中で買うのやめて…
で、今回何かの縁か、この山口で浦沢直樹展
あの頃の記憶が蘇る
よし!これを機にまずは「20世紀少年」をコンプリートや!
実家でまず「20世紀少年」を探すと、15巻まで集めてた。
よくこんなところでやめたもんだわ
とりあえずは1巻から読み進め、それと同時に全22巻なので、残りの7巻をネットオフでまずは買い揃える
先週かな?22巻を読み終えてわかったことは、真の“ともだち”が誰か明かされずに終わること
え?って…
これで完結せんの?やっぱ「21世紀少年」買わんといけんの?
ということで、大慌てで「21世紀少年」の上下巻を買い、昨日ラルクのBlu-ray見た後に読み終えると
なるぼどねー
ようやく約10年前から止まってた僕の「20世紀少年」が終わりを告げた
こー全巻並べると、気持ちがいい!
で、話を戻そう
僕の中で、「20世紀少年」を読み終えてからこの展覧会に行こうと思ってたので、まさに今日(まあー昨日ね)行ってきました。
県立美術館なんて生まれて初めて行ったわー
まずは入口にあった
ケンヂのボードを1枚
会場内には浦沢直樹の作品毎のの原稿やネームが数多く展示され、間近で見るプロの筆裁きにただただ驚くばかり
でも正直、浦沢直樹の知っとる作品って、この20世紀少年か、YAWARA!ぐらい(YAWARA!も柔道のってことぐらいしか知らんのやけど…)
で、このYAWARA!は最終話かな?の原稿がズラーっと展示されとって、ひと通り読ませていただきました。
よく関係性がわからんけど、最後の柔と松田の空港のシーンはベタやけど、良かったね
それと、読んでみて思ったのが柔ちゃんが可愛い
写真いいよゾーンに飾られとったのが、いわゆるYAWARA!の漫画の完全版の表紙の絵
どれも可愛かったー!もっと全体的に撮りたかったんやけど、なんか恥ずかしくてね…
大概にはカンナ好きやったけど、柔ちゃんもいいなって
浦沢さんの描く主人公の女の子には魅力があるわー
それから他にもありつつ、いよいよ20世紀少年ゾーンへ
“ともだち”だー!ともだちに出迎えられて
やっぱこのゾーンが興奮したね!
特にネームのところ
2場面あって、1つはカンナの母・キリコの最終細菌兵器の抗体用のワクチンを自ら打って、マルオ・ケロヨンと話すシーン、もう1つがオッチョ・ユキジとヤン坊マー坊の円盤でのやりとりのシーン(特にこっちはなんでここ?って思ったけど…)
すごいね、これが元にはなっとるんやけど、漫画のシーンが浮かぶもんね!これは貴重だわ!
あとセリフの言い回し、最初に鉛筆書きして、細かい接続詞やら言い方を赤ペンで修正と、このへんの細かさのこだわりも感じられた
原稿もマジマジと見入った!どれも完成度が高い!
と、作品ひと通り終わると、次は作品以外に描いたイラストコーナーみたいなのがあって、これがまた驚いた!
小学、中学時代に描かれた漫画が展示されとったんやけど、もうねーすげーとしか言いようがなかった!
クオリティーがハンパない!こんな頃からしっかりとした漫画を描けるって、才能ってすげーなって!
幼少期は手塚治虫の漫画しか与えられず、それを元にひたすら絵を描いて過ごしとったんだって!姪っ子にも漫画買い与えようかな?
そんな驚き満載の「浦沢直樹展」でした!
ポストカード買っちゃった!
グータララ、ズーダララ
しどろもどろでいきましょう