雨の味の素スタジアム。
僕はラルクを観に行った。
開場までの時間は、グッズを買う。
Tシャツでしょ、ラル缶でしょ、ストラップに、マフラータオル。これもすべて今回の大震災の寄付にいくってすごいよな。
ほんとはサイリュウムも買おうと思っとったんやけど、寸前で完売。
おいおい!一人で何個も買うんじゃねーよ!ライブでは1つしか使わないんだろ?分け合おうよ!今回の震災でこういうことも学んだんじゃないの?
まだまだ開場まで時間があったので、L'Arcafeにも行ってきました。
ラルクがパッケージになっているミネラルウォーターを買おうと意気込んでいたのですが、こちらも寸前で完売。
負の連鎖は続くもんですね。あーあの時トイレをがまんしてたら、サイリュウムも、ミネラルウォーターも買えたのに…
15時開場。
ステージの真反対で、一番遠い席でしたが、奇跡的に僕らのところは屋根があり、終始雨に濡れずにライブを観ることができました。
カッパ買ったのに…
17時開演のはずが、お決まりのようにぞろぞろと開演時間を過ぎてから入ってくる人たちが多数おり、17時20分ごろ開演。
時間は守ろう。
音楽と共に、ジャンボビジョンに若かりし頃のラルクの写真が次々と映し出される。
すると歓声が起こる。アリーナの後ろの人たちは、後ろの入り口に目を向けている。
上から観ている我々は、「え?え?え?そこにメンバーいるの?」と興奮し、早く見たい見たいと思ってたら、
なんと、真っ黒のハマーリムジンが両脇から1台ずつ登場。そこからメンバーが降りてステージまでのレットカーペットを声援に応えながら歩く。
予想をはるかに超える演出に、ただただ驚愕するばかり!!
ステージに上がり、所定の位置につくと1曲目「In the Air」が始まる。
テレレテレレテレ~ てっちゃんの軽快なベース音がバッキバキに響き渡ると、「目を閉じた~」hydeの声が会場を包み込み、kenちゃんのギターに、ユッキーのドラムが合わさって、「果てしなく、果てしなく、おーい!」ヅザザザーって。申し分のない1曲目ですね。
「In the Air」が終わると、バババババババーッて「Fare Well」の終わりの方の曲が流れ、「え?この流れはまさか?」
「Caress of Venus」会場が一際盛り上がると、待ってました、hydeの「さあお気に召すがままに~」後の投げキッス!!
受けとめましたよ!そのキス受けとめましたよ!てっちゃんもクルクル回ってたね!
「ビビットカラ~ズ」そう囁くと、続いて「Vivid Colors」kenちゃんの気持ちよくギターを弾く姿が印象的でした。かっこええ~
ここでMC
「この雨は演出だから」発言は、ほんとうにそうかと思わせる気さえしました。
「1曲1曲に思い出があるんでしょ?」その通りです。思い出には浸りながらじっくり聴きます。
「the Fourth Avenue Cafe」ノリノリ~
「夏の憂鬱[time to say good-bye]」暗~い
「風の行方」おお!これやってくれますか!PVの映像と、この歌が好きといってた中野を思い出しました。中野に聴かせてやりたかった~
「As if in a dream」ライブで聴いて、改めてこの歌かっこいいなと思いました。イントロのkenちゃんのギターソロ、そこにユッキーのスネアが乗っかり、ベケベンとてっちゃんのベースが低音を響かすと、hydeがメロディーにのせて歌い始める。かっこよさで今抜群の第1位です!
「Dune」僕と圭くん、2人は砂になりました。
「winter fall」出だしの部分で、若干hydeの歌詞がぐちゃぐちゃになり、カメラに「うるせー!ごちゃごちゃ言うんじゃねー!」というような表情を浮かべてました。とてもhydeらしく、かわいいなと思いました。
「winter fall」が終わると、映像が流れ始め、ラルクのCMでお世話になった藤原組長が「ラルクアンシエル、20周年おめでとう」というと、ジャンヌダルクのyasuやら、ミキティ―、なっち、DAIGO、青木隆治、武田真治、さらにオフィシャルとなってしまった狩野英孝ら、そうそうたるメンバーが代わる代わる「winter fall」を歌う。
サプラーイズショーターイム!!
「ガラス玉」激レア!!
「fate」緑のレイザー光線が!!踊るように軽快なベース!!
「Floods of tears」聴きたかったやつ~!!
「Blurry Eyes」やっぱこれライブのテッパンですね!ど頭のじらしから始まって、いやー盛り上がるわぁ~
そして、おきまり、ジャジャジャジャン!で一旦演奏を止め、ここから待ってました!kenちゃんのトーク!
下ネタを炸裂させ、味の素に媚を売るトークと、やっぱりしゃべらせたらおもしろいわ、kenちゃん!
「Lies and Truth」霧ヶ峰なくて~
「flower」生flower~ ハーモニカほしーい!てか、この歌詞、やっぱいいわ!素敵!
「I'm so happy」hydeが唯一ギターを持って歌った1曲。これもええ歌~
「Shout at the Devil」まさに叫ぶように歌い上げました。このベースブイブイいわせてめちゃくちゃかっこいい!そして、最後はユキヒロ先生の独り舞台!狂ったようにドラムを叩き続け、それでいて正確にぶっ叩く!それはもう壊れるよ、もうそんな叩きまくったら次演奏できないよってぐらいに叩いて、去っていく。
やっぱ、ユッキーがいっちゃんかっけぇーわーって思いました。先生!!
しばらくのご歓談の間、会場でウエーブが起こり、会場がひとつになった頃に、ピアノで「あなた」が流れ始め、すっかり暗闇と化した味の素スタジアムにサイリュウムがきれいに輝く。
「あなた」みんなで一緒に歌いました。
胸にいつの日にも輝くあなたがいるから
涙枯れ果てても輝くあなたがいるから
MC
ここではてっちゃんが担当。「あなた」の後に再び下ネタになってしまう。「ご存知?」の掛け声に、僕は「ご存知 大泉洋でございます」が浮かんでしまいました。
「milky way」これ、これ今回のライブで急上昇好きな歌になりました!メロディー、歌詞、このマッチングさが、胸に突き刺さりました。
「As if in a dream」がかっこよさで1位なら、「milky way」はかわいさで1位です。頭の中でリピートされまくってます!
「Voice」これもかっこいい!
「White Feathers」この歌の尺の長さを考えると、最後の方では歌われないかなと思ってましたが、きました!
これはしみてきます。Please tell me the way to the sky
ラストMC
hydeは最後まで雨は演出だというのを通していました。
そして、今回ライブの全収益を大震災に寄付するというとこを改めてファンに伝え、それに至る経緯をメンバーで話し合って、決断したということを話してくれた。
「とてもL'Arc~en~Cielらしくていい決断だと思いました。メンバーがかっこいいなと思いました。」
このhydeの言葉に、なんかラルクってすげぇーな、メンバーを褒め合えるってかっこいいな、すごいバンドを好きになってるんだな、ってそう思うと、こみ上げるものがあって、泣きそうになってしまいました。
さらにhydeのファンへの思い、言葉、潤んだ目を見て、僕もちょっぴり泣いてしまいました。
最後は「虹」
この曲を聴きながら、この場にいれることをありがたく思いました。ラルク好きやなって思いました。
歩き出したその瞳へ
終わらない未来を捧げよう
捧げよう!
僕はラルクが大好きです。
絶対、9月、マリンメッセ行こー
ラルクもどろでいきましょう