東隣の大きな家が取り壊されそこに3軒の家が建つことになった。
いろんな重機が動き回り家を壊し、100坪以上ある土地が
見る見るうちにきれいに整地され、基礎のコンクリートが流された。
我が家の2階のベランダで洗濯物を干していたら、前の家とのきわに
黄色い花が1輪咲いているのが目に入った。
よく見たらなんと水仙。地中深く眠っていた球根が芽吹いたのだ。
よくぞまあ、大勢の基礎工事の職人さんたちに踏みつけられもせず
可愛い花を咲かせてくれました。
いやいや、そうではない!!
職人さん達みんながこの小さな芽吹きに気がついて、踏みつけず
守ってくれたのだ。何と粋な計らいではありませんか!
新しい住人さんが残された1本の水仙を大切にしてくれるよう
祈らずにはいられません。