いまの季節に低い山や雑木林を歩くと藪椿が真っ盛りです。
名前の通り日の光があまり射さない薄暗い藪の中に咲いて
いるので、真っ赤に咲いている椿の花に出会った時は
そこだけパッと華やかな趣があります。
雪が降った翌日など、公園の雑木林の散策をすると
雪の綿帽子をかぶった真っ赤な花がとても可憐です。
３月が終わる頃、藪椿の大木の下には真っ赤な花が
じゅうたんを敷き詰めたように散り敷き
それもまた風情があります。
この絵は竹藪の中に咲く藪椿の写真があった
ので、参考にして描きました。
今夜７時半ごろ友人が送ってくれた月と木星と金星が
一直線に並んだ写真です。西の夜空に見えます。
我が家の周りは街灯が明る過ぎてハッキリ撮れません
でした。わたしの仲間はみんな夜空が大好きです。
わたしは昔、仲間たちに星の名前を教えてもらうのに
上を向き過ぎてむち打ち症になったことがあります。
これから木星と金星が３月2日に最接近するそうです。
その時にはまた仲間たちから素敵な写真が
送られてくることでしょう。
わたしが中学生の頃のこと。
学期テストが迫って来て、勉強しなければと思いながら
ついつい遊んでしまい、にっちもさっちもいかなくなり
焦りまくっていた時、ふと縁側を見るとうちの飼い猫が
日向ぼっこして気持ちよさそうにゴロゴロと寝ていました。
わたし「お母さん、猫はいいね。ご飯食べてあとは１日中
ゴロゴロしていて。わたしも猫に生まれればよかった。」
母 「もし野良猫に生まれてしまったら、今日のご飯を探して
歩き回り、その上この寒空に今夜のねぐらを探さなきゃ
ならないのよ。それでも猫がいいの？」
ヤンちゃんの気持ちよさそうな寝姿を見て、そんな母との
会話を懐かしく思い出しました。きっとヤンちゃんも
野良猫時代は寒空に辛い思いをしていたのでしょうね。
１０年ほど前、まだ元気に山歩きをしていた頃、
秩父の四阿屋山という山に節分草の
大群落があると聞き、山仲間と見に行きました。
３月の初旬で、山道の日陰にはまだ雪が残っていましたが
ろうばい、福寿草、節分草が丁度見頃で、花の山行になり
仲間たちと至福の時を過ごしました。
節分草は背丈が１０センチにも満たない小さな花ですが、
尾根の斜面一面に咲いていてそれはそれは見事でした。
その時撮った写真をパソコンで見て、懐かしさで胸が
一杯になり、絵にしてみましたがなかなか思うようには描けません。
ひざ痛がなかなか治らなくて外出できず、「奥様」ではなく
「おそと様」のわたしにとっては悶々とした日々でしたが、
昨日はnoko先生のサロンの日とあって、思い切ってPCを
背負って電車に乗ってＮ市まで行ってきました。
シンビジュームの絵を教えて頂き、簡単にできる目から
ウロコの技法も知り、ホント行ってよかったぁ～
今日は朝からずっと雪 
痛い膝を撫ぜながら昨日の復習三昧です。
構図を自分なりに変えてみたり、バックの色を考えたり、楽しんでいます。
