目指せワンストップ!ヤスナリ工務店(有)※開業予定なし

ええ年こいた虫好きおっさんが、介護をしながら、かつ自己の療養を兼ねて、基本的人権の範囲で、遊んでいるブログです。

殺すなら、活かして見せよう、ナンテンを

2024-09-22 16:42:56 | 植物
親会社様の元へ修行に行き、ややあって、施主様の元へと帰って参りますと、切り落とされたナンテンの枝が。…これから、という感じだったのに、いつまで経っても、伸びようとしたら切り捨てるのね…貴女という人は…。
何日か、生き物たちの応急処置をこなし、急ぐ施工をこなし、それでもまだ枯れ果てていないナンテンの枝を…正視し、拾い上げ、枯れた部分を切り捨てて…生けてしまいました!根が出ればラッキー、ぐらいの感じで。


さて、私の施工が遅かったため、施主様のガマンを上回ってしまったのでしょうか。本来の施工からリカバリーしていきましょう。鉢から根が抜けてしまって数年?のナンテンさん、約束通りまず鉢を壊して、牢獄から解放してあげましょう。あるもので十分です。バキ、バキバキ、バキバキバキ…終わりました。あとは、落ち着いた頃に掘り上げて根回し、頃合いを見て移植…今度は切り捨てられないように、場所を考えましょう…。しかし、何か掘るのが危険な場所ですね…。ガスですか、これ?



このナンテンが、時期を迎え一気に伸び、その成長速度が施主様に脅威を与え、無惨に切り捨てられたのでしょうか?ここにガスメーターがあり、それを邪魔した…ガス屋さんが計測に来たのか!特殊な殺し屋でなくても、痕跡から誰が、いつどう動いて、何をしたか、ぐらいは分かるものです。恐らく何年も、切り捨てられ続けたのでしょう。私のミスではありますが、施主様にも思い知っていただく必要があります。


ダイニングテーブルに、切り捨てた枝を飾ってしまいましょう。台所に落ちた葉なども放置したほうが良いか、と考えたのですが、リスクと比較し、インパクトは最小にしましょう。
続く…のかな?


コバエが湧いてしまったので

2024-09-19 14:50:00 | 
え〜、私、7月より親会社様のご配慮により、クワガタ採集に連れて行って頂いています。そこで採れたメスを、ノコ、ミヤマ、スジ、コクワの4種、各1頭ずつ、産卵セットしています。
在職時ネットでお世話になったショップさんが、チャリで行ける距離にあるじゃあ〜りませんか!しかし、チャリはまだ謹慎中。親会社様のお宅からの帰路にありますので、時々親会社様におねだりして、用品を購入して頂いています。
さて、コバエ防止飼育ケース(コバシャ)で飼育していても、コバエが湧いてしまいました。マットや産卵木の加熱殺菌なんてしてないですからね〜…私の手落ちであります。
さてさて、賃貸居住者としては、対策しなければいけません。以前から考えていた対策方を実践してみましょう。

これね!ここでいうコバエとは、ショウジョウバエを意味します(商品にもそう記入されています)。したがって、誘引するのは甘いものに集まるものだけ!今回湧いているのはキノコバエ。集まるのは、腐った植物質、つまりマット!さあ、私の力が問われます。



まあ、開けるとこんなです。このサイコロゼリーに秘密があるようですが、今回はいりません。思い切って、すべてビニール袋に捨ててしまいましょう。必要なのは、これまた特許であろう容器だけ!

農薬なので、ポイして密封し、手を洗いましょう。虫を育てているのですから。

さて、誘引物は…ズバリ使用済みマット!キノコというのも考えにあるのですが、今回はこれで!

さて、殺虫方法ですが、今回はオーソドックスに、水を張り、洗剤を1滴!これで殺虫はOK。あとは水に沈んだマットの誘引効果が発揮するかどうか、です。

はい、これで完成!あとは、

飼育場所にSet!
果報は寝て待てです。
あ、飼育ケースも並べておきましょう。

2024.09.19加筆

はい、その後の成果ですよね?
開けてみましょう。

めっちゃかかってますね!ウヒヒ。
まあ、単純にコバエが湧き過ぎという話かもしれません。という事は?


はい、数を増やして、条件を変えてみましょう。大事なのは、コントロールとか、ブランクとかいう、何もしていない条件のものを必ず設定する事ですよね。1つは無処理、もう一つは別条件…今回は、以前から確保してあるシイタケの石づきにしようかと思います。
まあ、n(標本数)が1ずつでは、何も言えないのですが、感触は掴めるでしょう。
次回に続く…


さらに、ケース内で湧いているコバエも対策したいと思います。
以前にも紹介した、

アリグモさん!小さいですが、ハエトリグモです。今回は、通院を始めた病院の外、というか窓ガラスにメスさんがいたので、捕獲済み。
今回は、一番湧いているのに、熟成の都合上マット交換を見送った、ミヤマクワガタあんどスジの産卵セットに導入しました。

はい、数日経っても元気そう。コバエが減ったかどうかはわかりませんが、生物的防除というのは、そういうものです。全滅するほど入れては、クラッシュしてしまいます。まあ、まずもって、肉食であるアリグモを、同一ケースに複数入れるのは、共食いさせるだけです。

ん~~、主目的は、アリグモの繁殖だったりするんですけどね(笑)。

2024.09.19加筆
このアリグモさんは、しばらく見てない間に、消えてしまいました。コバエも逃げないケースから逃げたとは考えにくいので、1.湿気で参って死に、死体は腐敗して消えた?2.コバエが多すぎるのが原因のトラブルがあった?3.フタの開閉時に挟んでしまったあと、痕跡も残らないような何かがあった?等考えられます。
でも、アリグモさんをあまり巻き込むのも可哀想になって来たので、次はもっと頑丈そうで普通なハエトリグモを試してみるか、機械的に処理出来る装置を考えるか、まあアプローチを変えてみましょう。







1匹の虫採集からわかること。

2024-09-11 10:55:00 | 
たくさんあるんですよ。
まず、この大型コオロギ(多分皆さんにとっては、普通のサイズ)を、ワンハンドキャッチ(片手が買い物袋で塞がっていたので)、しかも無傷で採集できた事から、私の脳と身体の連携、虫との間合いの取り方など、基本機能が回復に向かっていることが、根拠としては薄いながら、感覚的に分かります。
次に、採集個体がオス成虫であり、まだ後翅が残っていることが、これまでの知識から分かります。
後翅が残っているというのは重要な情報です。なぜなら、コオロギの多くは、成虫になって一定期間が経つと、後翅を自ら外す、あるいは脱落するなどする事が多いからです。
理由はまだあまり解明されていなかったと思いますが、1.羽化(成虫になること)後数日で新天地を目指して飛翔し、2.その後不要になった後翅を落とし(種によって様々です)、3.かつ、あるいは、飛翔に使った筋肉を消化し、エネルギーに変換する事などが、報告されています。
採集時の様子を思い出すと、この個体は、不思議なことに、イネ科植物の先端という、危険極まりない場所に、上を向いて静止していました。夕暮れも迫り、コウモリが飛び交い始めており、近くでは、チゴハヤブサと思われる野鳥が、餌を取り続けているのに、です。
つまり、危険を知りながら(昆虫の知能は我々と全く異なっており、表現は、読者に分かりやすく擬人化しています)あえて新天地に飛びたとうとしていた事が推測されます。
従って、私がワンハンドキャッチできたのは、警戒をあえて解いて、飛翔の準備に専念していたためであろう事も、また推測できます。
さらに、本種がエンマコオロギの仲間であり、顔の模様から、エンマコオロギであろうと推定しました(現在、従来の顔の模様による判別は否定され始めており、特にエゾエンマコオロギとエンマコオロギの判別は、現時点ではオス交尾器を見ないと判別出来ません)。
太平洋ベルト地帯以南では、タイワンエンマコオロギ(在来種です)が主であると聞いていたのが10年以上前ですが、これがエンマコオロギだった場合、少なくともタイワンエンマコオロギに駆逐された訳ではない、と分かります。幸い、オスなので、交尾器(ほぼ裸出しています)を検討することが出来ます。

また、オスなので、飼育していれば、鳴き声を楽しむ事ができそうですね(笑)。

2024.09.11加筆
うーん、動画はup出来ないのかな?
鳴いてますよ、夜になったら。

そろそろ剪定の時期ですか?

2024-09-08 17:26:00 | 植物
近所の公園を見ると、全木サマーカットされ、すっきりしています。ん?もう切っていい時期なの?それとも役所との契約でお盆を避けるよう、取り決めていたの?まあ、私は木の状態と強さを考えて、あと自分の"切りたい"という衝動によって、自由に剪定しています。事後写真ですが…

見出しに使ったハナミズキ(正しくは、アメリカハナミズキでしょう)、




2024.09.08
事前写真追加。


今年どこ見ても調子悪いようですね。そういう年なのでしょう。放置してもいいのですが、見栄えが悪い。施主様も、不快であるご様子。病害虫防除薬でも使われたら、目も当てられません。強い木なのは在職中に経験しているので、思い切って、強度剪定といきましょう。
剪定と言っても、丸く揃えるとかではなく、いわゆる"忌み枝"を切って、病気に強い木にする方向で。切り出したら、"これも悪し"と次々に切りたくなります。背丈も、脚立がいらない程度につめて…隣りのユリにかかる枝もバッツリ…はっ!気がついたら、枝の山が出来ましたー!まあ、このぐらい切らないと、風通しがよくない。日当たりと雨当たりも悪くて、病気が直りません。もっと切りたいところですが、"今日はこのぐらいにしといたるわ"ですね。

バラなんか、どんだけ切ってもいい、というか、切らないと上にしか伸びません。しかし、シモツケより高くないと、見栄えが悪い。まあ、ここも忌み枝の剪定と、花の終わった徒長枝を切るだけにしておきましょう。

あっと言う間に枝の束。え?枝のトゲを全部取れと?いや、すでに手、血まみれなんですけど、この数百のトゲを…まあ、出来ないことはないので、ひとつひとつ、根元から手でもいでいきましょう………痛い………はい、取りましたよっと。
数日後、草ぬいてたら、トゲ刺さったのよ、とクレーム。いや、普段草むしりなんてしてないでしょ?そら、山のようにトゲ落ちてますよ?もう知りません。

アジサイも、死んでると思いながら水をやっていたら、あ、根元から新芽が!では、枯死部は切ってしまいましょう。
2024.09.08加筆
この剪定は、誤りです。
枯死部という判断は、拙速に過ぎました。アジサイの生態を理解していませんでした。
本日確認した、正しいと思われる例を挙げます。


このように、枯死しているように見える枝から、新芽がふいています!剪定、要注意ですね!失礼致しました。



まあ、うまく行ったり、失敗したり、生き物との付き合いは、そういうものでしょう。




どうして…

2024-09-05 12:33:33 | 施工
最近、畑仕事で腰を痛め、通い始めた整骨院。いや〜人生初のマッサージ、最高ですね!軽く話をしながら、整えられていく身体。ココロも整って来そうです。今日、2度通院すると、見たことあるような傘…って、俺のやんけ!これ、30年来の相棒(28年も放置したくせに!)なんですよ〜、いや、今では入手出来ないんですよ〜、良く30年以上もってられたもんですよね〜、忘れるのに(爆)。
さて、整体を終えて、帰ろうとしたら、

メガネ、忘れてますよ~?
どうして!どうして!
狙っていないのにオチがついてしまうのでしょうね〜。
忘れ物、大丈夫ですか?え〜っと、大丈夫とは言えないやないですか!
まあ、そういう病気なんですよ〜とごまかし、スタコラサッサと逃げ帰ります。

因みに、この腰痛、施主様の言われる(急かされる)通りに施工した上での事故であり、労災認定を望む旨申し出、初診料のみ支出していただくことで和解しました。