現代視覚文化研究会「げんしけん」

アニメ・ゲーム・漫画の視覚文化が日本を元気する!
コラボカフェ☕大好き❤️で2020年にブログ復帰します‼️

ギャラクシーエンジェる~ん 『恐怖!雨の日のコーる~ん』

2006年11月20日 09時36分46秒 | アニメ・映像全般
 『ギャラクシーエンジェる~ん』第8話を観させて頂きました。今回の観て置きたい所は【クーヘン】と実体化したネット幽霊少女【メリッサ】との心の交流だと思います。このアニメ作品らしいホラーな展開でした。どしゃ降りの雨の中、ヴィラ・エンジェルで次々とおこる怪現象。そして、この寮の秘密。雨の中、寮に現れたずぶ濡れの少女。ルーンエンジェル隊に迫る黒き影の恐怖。【カルーア】【ミモレット】【ナノナノ】【アニス】・・・市長までも、その恐ろしき手は【リコ】にも迫るのだった。メールの着信。それが全ての始まり『お便りありがとう』【メリッサ】からなのだ。【クーヘン】は一心不乱にスコップで掘り続ける。何かを探している・・・。みんなが忘れてしまった。何かを・・・。エンジェル隊はその視線に見られている。何もないサイト。ホラーノベル。雑音『お便りありがとう・・・』。携帯に出ない【リリィ】は寮へ戻る。【リコ】に迫る黒き影。そして、悲鳴。【クーヘン】が何か板みたいなものを掘り出し、スコップで破壊する。【リリィ】の目の前の【メリッサ】は消えた。【メリッサ】は笑顔だった。空は晴れに向っている。みんなは現実に戻れた。実体化したネットの幽霊少女。ただのデータ。偶然の落雷で動き回れるようになったようだ。その頃【クーヘン】は【メリッサ】のお墓を作っていた。自由になれた。束縛から解放されたネットの少女【メリッサ】。これからは雨の日でなくても、寮に遊びに来れるようになれました。【アニス】の『勘弁してくれ~』が虹の出た空に響くのだった。

おとぎ銃士 赤ずきん 『フェレナンドの贈り物』

2006年11月19日 22時44分53秒 | アニメ・映像全般
 『おとぎ銃士 赤ずきん』第21話を観させて頂きました。幽閉されている【フェレナンド】が床に何かを描いている。友である三銃士の為に。
 今宵はパイルムーン。絵を描く準備をしている【赤ずきん】たち。【草太】と【りんご】は少し不思議そうに見守っている。【フェレナンド】も一緒に準備している事を祈りながら。国王ってどんな人?そんな質問をしてみる【草太】。【赤ずきん】は似顔絵をクレヨンで描いてくれます。意外と特徴をつかんでいるかもしれないですね(笑)。【白雪】【いばら】【ヴァル】も加わって、かなり個性的な【フェレナンド】になりました。
 サンドリヨン城・鏡の間。【トゥルーデ】【ヘンゼル】と【グレーテル】【ランダージョ】が集まっていた。いつも【赤ずきん】たちに負けている【グレーテル】と【ランダージョ】が言い合いになるが【ヘンゼル】が止める。兄の言う事は素直に聞く【グレーテル】。その中で【サンドリヨン】は【ランダージョ】に命じる。【グレーテル】には【フェレナンド】の動きに注意しておけと言う。【サンドリヨン】も「パイルムーン」を警戒していた。見張り役に納得がいかない【グレーテル】。【ランダージョ】よりも【ヘンゼル】の役に立てると思っていた。
 2つの月が重なる夜。大きく描かれた「四つ葉」。【白雪】が【草太】に2人きりで見る事を誘うが、そこに【りんご】も参戦。【りんご】もなかなか素直になれませんね。【赤ずきん】も【草太】と一緒に見たいようです。年に1度。エレメントの力を強くすると言われているロマンティックな天体ショー。【フェレナンド】もこの聖なる夜の聖なる光を待っていた。「風」エレメントを届ける為に、想い込めて、チャンスは1度。
 異世界。【りんご】は【赤ずきん】たちを見て、改めて感じていた。逆に【草太】は「全く違う世界」とは思っていない。夜空を無数の「湖の卵」が飛び交う。とても綺麗な光景が広がる。
 古書。かつて「四つ葉騎士団」を苦しめたナイトメアリアンを封じた書物。古き本の鍵を開ける【ランダージョ】。開かれたページには、1匹の干乾びたクラゲ。ガッカリし「おでん」の具にしようと水で戻す。そこで【ランダージョ】の前に現れたのは「雷」属性のクラゲナイトメアリアン。【ランダージョ】が不敵に笑うのだった。
 朝。【赤ずきん】の促しで「エレメンタルカーニバル」を始めます。天空湖の生成から開放の儀式。水・大地・太陽の火・【フェレナンド】の風が1つになる時「ファンダヴェーレ」の豊かさの象徴が出現する。今日は【フェレナンド】がいないので、自然に感謝を込めて【赤ずきん】たちが行います。思い思いに「湖の卵」たちと触れ合う三銃士。仕上げはいつも【フェレナンド】。彼女たちは【フェレナンド】を慕い泣いていた。だけど、涙ばかりではない。天空湖が生まれるのだ。卵たち集まり、そして「ファンダヴェーレ」の恵みの雨となり各地に散りて行く。
 ネコの笑い声。【ランダージョ】には自信があるようだ。手に持っている桶を天空湖にかける。湖からぶきみな触手が伸びて来た。
 雷の魔物。どのエレメントにも属さない「雷」のエレメント。【ヘンゼル】はその力を有する。かなりの強敵である。その黒き稲妻が【草太】たちを狙う。【赤ずきん】と【いばら】が魔法で応戦するが弾かれてしまう。【白雪】の魔法の壁も黒き稲妻は容赦なく襲いかかる。【赤ずきん】も【いばら】も攻撃の際に感電してしまう。
 最強のナイトメアリアン。だが、欠点が1つだけあり【サンドリヨン】も使用しなかった。それは、敵味方関係なく攻撃するからだった。もれなく【ランダージョ】も黒コゲになっていた。「雷」のエレメントに対抗するには、4つのエレメントを集中させる事。【赤ずきん】は「プリンセスモード」を発動する。まだ不安定な力を使う。
 暴走。その強力は力は稲妻と相殺し、湖と大地を傷つけてしまう。大きな力は、それだけの代償を伴う。その力を使うだけの覚悟が必要なのだ。草原を傷つけた。それを見た【赤ずきん】は震えていた。心も震えていた。そこには葛藤がある。『やだ・・・やだよ・・・また湖や草原をきずつけちゃ・・・私、フェレナンド様に言われたもん・・・草花や自然の言葉に耳を傾けろって、泣いているよ。草原が・・・湖が・・・』。【いばら】なら分かる。自分の力に怯えている事を・・・。
 エルデの鍵の発動。【草太】は【赤ずきん】を呼ぶ。その輝きは【フェレナンド】も感じ取る。戦えない【赤ずきん】に触手が迫る。その時【草太】が【赤ずきん】の前に立つ。とまらない力。悲痛な【赤ずきん】の戸惑い。その声に『赤ずきん、大丈夫・・・大丈夫』。しっかりと握られている手と手。安心する【赤ずきん】。【フェレナンド】は親愛なる友である三銃士へ「風」を贈る。温かい「風」に包まれる【赤ずきん】と【草太】。【草太】の笑顔と一緒で安心できた。大きくて、優しい【フェレナンド】の力。【赤ずきん】は、もう大丈夫です。黒き稲妻を『ずっきゅ~ん!!!』と退いた。
 光。【草太】たちの前に【フェレナンド】が現れた。エルデの鍵の力が導いたようです。【赤ずきん】は1人ではなく、みんなの力で使えたと伝える。【赤ずきん】の笑顔。【フェレナンド】はいつも三銃士を見守っている。【草太】の事を改めて頼み、心配する【キュピ】にも声をかけた。そして【フェレナンド】の姿が消えて行く。【草太】を信じている。2つの世界を、未来を託す。『君の笑顔、お母さんによく似ている』。【フェレナンド】は【草太】の母【小夜】を知っているようだ。突然に言われ【草太】も驚くが、そこで「天空湖」は散らばって行く。【フェレナンド】も消えた。
 グレーテル。一部始終を見ていた【グレーテル】が話しかける。前よりも強くなる呪縛。それでも【フェレナンド】は自分の事よりも大切な友である【赤ずきん】たちを救う事ができて嬉しいのだ。民の心を忘れない王。友達みたいに親しみ易い王。だけど、みんなが尊敬している王なのだ。救い出せばお母さんの事も分かる。その事だけは変わらない。彼を救い出せば【小夜】の事も分かるのだ。『大丈夫、きっとうまく行くよ』。その【赤ずきん】のくったくのない笑顔を見ているとそう思えて来るのが不思議ですね。

くじびきアンバランス 「ぜったい、ないしょにしておこう。8点○」

2006年11月18日 22時33分24秒 | アニメ・映像全般
 『くじびきアンバランス』6くじ目を観させて頂きました。夏休みが終わりがっかりな【時乃】。生徒会の仕事も再開される。【小雪】は図書館で色々と本を借りたようですね。【千尋】【時乃】【蓮子】も選ばれた。【小雪】も「くじ」に選ばれた。あまり喋らないので、誤解もされ易い所もある。でも、頑張り屋さん。クラスからは疎外感を感じていた。教室での割れた花瓶。やってないのに【小雪】の小さな心は傷つくのだった。
 新聞。立橋院学園、甲子園V10達成を書いていた。面白くないからあまり知られていない。【律子】から部数の低下した立橋院学園新聞の立て直しが命じられた。新聞部では、情熱とやる気を失っていた生徒たちがいた。かつての輝きさえも失っていた。部数を取り戻す為には何としても「スクープ」をものにするしかなかった。【千尋】たちはカメラを片手に街に取材に出る。【時乃】がカメラを【小雪】に向ける。明らかな拒否。『写真・・・いやなの・・・ごめんなさい』。
 【時乃】は競馬に負けた【へるなんです】に予想して上げて大当たり。【時乃】にとっては競馬での当たりはニュースな事件ではないようですね。【蓮子】は【山田】のグラビアを撮り出す。大衆はエロけらば良いと言っていた。【小雪】は【千尋】と一緒にスクープを探す。【小雪】は大好きな【千尋】と一緒で嬉しそうですね。途中。【麦男】に会う。なかなかスクープはないと座って話していると目の前に一台のトラックが止める。アイドル【小袋 あのね】のゲリラライブ。肝心な所で【千尋】のカメラは電池切れを起す。【小雪】にその場を任せて買いに行ってしまう。【小雪】はカメラで撮る・・・整形の噂のある【あのね】。撮れた写真は、【あのね】の過去の姿。【小雪】はカメラを置き走り出す。【麦男】は【小雪】の力を理解したようだ。
 夕方。梅屋。【小雪】は「怖い・・・」と姉【小牧】は味方。家族だから・・・。そこに【麦男】が訪れる。どうやら、カメラを返しに来たようだ。
 怖い力。自分の力に恐れていた。震え泣いていた。【蓮子】の凄い発明をする力。【時乃】のラッキーな力。【千尋】の普通さ。【小雪】は3人をそれぞれに想い涙した。だが【千尋】に関しては少し違う【麦男】は本当の【千尋】を知っている。両親を亡くし、15年間不運続き。その【麦男】も驚いた事が一つだけある。それは、会長候補を引き受けた事だった。【麦男】はお店を出る時に『君が望んだようにしか、世界はうつらないよ』。【小牧』はずっと無言でいた。それが優しさなのかもしれない。【小雪】は自分から運命を変えないといけない。
 結局、【千尋】たちの写真はどれもスクープにならなかった。締め切りは明日。夜。【小雪】は【千尋】をメールで呼び出す。「学校の展望台へ一人で来て」との内容。【小雪】は一人でいた。そして『どうして、会長候補を引き受けたの?』と質問をする。【小雪】にとって大切な質問なのだ。【千尋】は答える。『たぶん、自分をもう一度信じたかったから・・・かな』。【小雪】は【麦男】の言葉を思い出し、瞳をうるませる。自分の撮った写真を見せる。怖い写真。だけど、どこか優しいオーラに包まれた写真だと思いました。目の前の【小雪】が輝く。超能力者。【小雪】は自分自身をスクープにしようとしていた。【千尋】を退学にしたくない、その想いだけだった。
 未確認飛行物体。【小雪】の力に導かれたのかもしれない。宇宙人が操縦するロボットが【千尋】に光線を撃ち出す。【千尋】は何度も立ち向かい、傷ついて行く。その姿に【小雪】は『やめろ・・・お兄ちゃんをいじめるな・・・お兄ちゃんをきずつける人・・・ゆるさない』と持つ能力を最大限に使い、ロボットを破壊する。飛行物体をも学院の裏山に落下させてしまう。
 【千尋】は【小雪】をスクープにできない。そこには、もっと大切なものがある。それを失いたくなかった。『今の小雪ちゃんを失いたくないんだ。大切だから・・・』。2人だけの秘密と指きりをする。もう【小雪】をスクープにする必要はない。裏山に落ちたUFOで十分なスクープ。
 夕方。梅屋。今日は【小雪】のお手柄ですね。【千尋】はいつもの「もりそば」を注文。そこで【小雪】がお姉ちゃんと呼ぶ人物。それが【朝霧 小牧】。【千尋】たちは凄く驚いていた。年齢は【千尋】たちと変わらない。眼鏡とマフラーを取った彼女の可愛さも十分なスクープなのだ。これは、梅屋の売り上げに貢献しないといけないですね(笑)。

ちょこっとSister 『アイドルの憂鬱』

2006年11月17日 00時09分02秒 | アニメ・映像全般
 『ちょこっとSister』第19話を観させて頂きました。夜。テレビから流れるBGMを聞きながら、台所で踊りながら家事をこなす【ちょこ】。【はるま】がテレビの番組を変えてします。【ちょこ】は少々怒り気味だが、テレビには、新人アイドル【小田原 絵里子】(以下、オダエリ)が「ねこにゃんダンス」を披露する歌番組なので【ちょこ】の機嫌も直ります。その番組の司会者から矢継ぎ早の質問に戸惑う【オダエリ】。そこには、アイドルの理想像がある。夢を与えるアイドルのお仕事。それこそ【オダエリ】が抱える苦悩だった。
 寝古田銀座の商店街。ほぼ同時刻に店頭でテレビを観ている女性。サングラス。帽子。コート。【オダエリ】本人。やはり、変装しても分かる人には分かる。人気のあるアイドルなのだ。今の彼女には「ねこにゃん」に対して抵抗感がある。仕事を辞めようとしていた。道を見失いかけていた。
 翌日。いつもの朝の番組。【ちょこ】の近所の幼稚園での収録だが【オダエリ】本人はいなくなってしまう。【ちょこ】と【はるま】は朝食中。【ちょこ】は「ねこにゃんダンス」がない事に気づく。お昼になり【ちょこ】は【千歳】の部屋で一緒に食事を取る事にする。【真琴】もおります。話題は今朝の番組の事。【真琴】は、売れ始めのアイドルは仕事への責任感が薄いとなかなか厳しい。【ちょこ】は何と言われても【オダエリ】の事を心配していた。憧れの存在だからこそ心配する。【千歳】は【真琴】に「最近、太って来た」とだまされてセクシーポーズをさせられていた。【真琴】のセクハラは日常的ですね(笑)。
 中華そば屋。【オダエリ】がお店から出て来る。「ねこにゃんダンス」をもうやらないと彼女は心で思っていた。アイドルを辞める。自販機でタバコを買う。そこで耳に入る母と幼稚園児の今朝の事に関する会話。【オダエリ】は悩んでいた。その頃、公園では【ちょこ】と【ゆりぴょん】がいた。テレホンカード。先日送ったビデオのお返しは残念賞。【ちょこ】は、テレホンカードで電車に乗れると思っているようだ(笑)。貰ったテレホンカードを見ながら【ゆりぴょん】も残念そうです。【ゆりぴょん】がヒラヒラと手に持っていたテレホンカードが飛んでしまった。そこに【オダエリ】が歩いて来た。彼女の足元に飛んでしまう。拾って驚く【オダエリ】。【ちょこ】でも分かる本人。【オダエリ】は何とかごまかそうとする。追いかけられている。人が殺された所を見た。顔を見られたなど。どこかで聞いた事がある。もちろん【ちょこ】は信じます。でも【ゆりぴょん】には通用しません。すると『あっ!ハレンチパンチ!』と指して逃げる。さすがの【ゆりぴょん】もその方向を見てしまう。【ちょこ】は「ハレンチパンチ」は知らないようです。
 夕方。河川敷に寝転ぶ【オダエリ】の姿がある。やっと息を整え、タバコに手をのばす。ライターの火を見つめるだけ・・・。そこに【真琴】がそのタバコを取り吸い出す。【真琴】はその目の前の女性が【オダエリ】だと分かっていた。もしも、タバコを吸っている姿をマスコミが知る事になれば、アイドル生命を失いかねないだろう。【オダエリ】は憶えていない。夏のイベントで一緒に仕事をした憧れの人が目の前にいる事を・・・【音神亜里沙】。缶ビールを一気に飲み干し、灰皿代わりにし【オダエリ】に話しかける。今朝の番組を飛ばした事を言う。しかし【オダエリ】には、他にやりたい仕事があるようだ。それは【音神亜里沙】みたいなカッコイイ仕事がしたい。今の仕事なんかどうでも良いと言う。【真琴】のお気に入りのこの場所で、表情は下を向いたままの【オダエリ】。そんな彼女を【真琴】は「つばき荘」の自室につれて来る。きたなくて、物が散乱する部屋。【真琴】のもてなしはビール。冷蔵庫を整理していると【オダエリ】は部屋で見つける【音神亜里沙】のお宝ものファースト写真集。驚く【オダエリ】。押入れには何冊かあるとの事。業界向けのCD-ROM。シリアルナンバー入りテレカ。【オダエリ】は【音神亜里沙】にかなり詳しいようだ。憧れの存在。だが、その彼女の本当の、等身大の姿は知らない。
 【オダエリ】は数々のお宝を手にしながら『私、本当はこんな風になりたかったのよね』と言う。【真琴】は質問する『そんな風になって、どうしたかったの?』。『色んな服を着て、ファッションショーに出たり、写真集を出したり、CD出したり・・・』と夢を語る【オダエリ】。【真琴】は『それだけ・・・』と言う。本当にそれだけ・・・なのだ。誰も【音神亜里沙】にはなれないし【オダエリ】にもなれない・・・。
 【真琴】は【音神亜里沙】がどうしてモデルになろうとしたのを話し出す。その時の【真琴】の表情は何とも言えず、寂しそうだったのは気のせいだろうか?幼き思い出。母子家庭。いつも一人ぼっち。遊び相手は着せ替えのお人形さん。そのお人形さんをヒロインにして、色んな夢や物語を描いていた。大きくなって色々な服が着たいなぁ・・・幸せな暮しがしたいなぁ・・・。それが始まり。その純粋な想いが始まり。もちろん【真琴】だって悩んでいる。だが、今は昔の自分と一緒の境遇にいる寂しい子どもたちに、少しでも楽しい想いをさせて上げたい。もちろん、昔の自分にだってそうである。あくまでも【音神亜里沙】ではない【真琴】の言葉なのだ。お互いの間に流れる無言の時、すると【真琴】が『いいものを見せて上げる』と言う。
 ビデオ。テレビには「ねこにゃん」を踊る女の子の姿。【ちょこ】である。【オダエリ】もすでに公園で会っていたので知っている。【オダエリ】も【音神亜里沙】に憧れたように【ちょこ】も【小田原 絵里子】に憧れている。画面の中で一生懸命に踊る【ちょこ】の姿は【オダエリ】にどう映ったのだろうか?
 夕飯の支度をしている【ちょこ】。するとドアをノックする音がする。開けると目の前に【オダエリ】がいた。落選した【ちょこ】に夢を与える為にここに来た。彼女はアイドルの輝きを取り戻していた。【ちょこ】の所に特別出張してくれた。初めは【ちょこ】も感動で言葉が出なかった。けれど、【オダエリ】も【ちょこ】も一緒に「ねこにゃんダンス」を踊ると自然と笑顔にになれた。2人は凄く楽しそうだった。もちろん、その日の絵日記は【オダエリ】と踊った事が描かれていた。
 翌朝は、満面の笑みの【オダエリ】が幼稚園に来ていた。【ちょこ】が毎朝、楽しみにしている番組が始まります。【ちょこ】も凄く嬉しそう。【オダエリ】はちゃんと【ちょこ】との約束を守る。その時【真琴】はまだ寝ている時間でした。

アニメ発!一作入魂  『ひだまりスケッチ』

2006年11月16日 15時30分54秒 | アニメエキスプレス
 来年1月から放映されるアニメ作品『ひだまりスケッチ』。やはり『ネギま!?』に続く【新房 昭之】監督アニメ作品はチェックして置きたいですよね。【蒼樹 うめ】原作の4コマ漫画で、ほのぼのした作品を【新房】監督がどのように描くのかが気になる所ではあります。
 憧れのやまぶき高校の美術科に入学した【ゆの】。【ゆの】はやまぶき高校美術科の1年生。おっとりしているが頑張り屋さん。その可愛さに期待大ですね。「ひだまり荘」で出会う人々。慣れない一人暮らし。でも【ゆの】は歩き出す。『ぱにぽに』や『ネギま!?』みたいな弾けたアニメ作品にはならないようですね。新たな【新房】ワールドに期待しております。
 ブックマークにも『ひだまりスケッチ』のサイトを作りました。是非とも遊びに行って欲しいですね!

ネギま!? ♯07 

2006年11月16日 00時09分27秒 | アニメ・映像全般
 『ネギま!?』♯07「あの.見えなくていいこともあると思うんですけど見えた方がいいことっていうのもあると思うんです by.さよ」を観させて頂きました。今回は【相坂 さよ】と3年A組との出逢いが描かれております。それと報道部【朝倉 和美】も忘れてはいけません。彼女のデジタルカメラで【さよ】を見る事ができるのだから。【明日菜】が「チュパ研」のTシャツをみんなに売り歩く姿と帰ってきたバカレンジャーの【まき絵】のパシリぶりが可愛くて面白いです。【木乃香】が着ているTシャツを脱がせようとしている【刹那】とのやり取りも微笑ましくて好きですね。
 空いている席。【さよ】が座る席。今日はまだ出席を取る事ができない。【朝倉】は気づき出す。そこには、1年からの想いがある。見えない事の寂しさを感じる【さよ】。まだ【ネギ】は、みんなに話せない。スピリット・残留思念。つまり目に見えない存在を見る為に【ネギ】は半年間も【タカミチ】に教わっていた。その成果は現れる。【ネギ】は教室で眠る【さよ】を見えるようになる。お互いの『はじめまして・・・』の出逢い。自分が見える事、存在している事に涙する【さよ】。気づいて貰う事の嬉しさを感じられました。
 幽霊になった理由。未練。【ネギ】は【さよ】を助けたいのだ。【ネギ】が聞くが【さよ】は忘れてしまった。それだけ、40年間は永かった。女子寮での大騒ぎ。幽霊騒動。【木乃香】とのホットラインが糸電話。【刹那】の素直さが出ている所でもある。その糸電話から聞える【さよ】の声。【ネギ】は【さよ】を寮内で捜す。その【ネギ】の態度に【朝倉】は報道部の魂が燃え上がる。彼女の前で、秘密にする事は「ノー」なのだ。【あやか】と【まき絵】の部屋は【ネギ】グッズでいっぱいだった。ここでもカップが浮ぶ怪現象。【サツキ】と【チャオ】の部屋でも、肉まんがつまみ食いされる。次々と3年A組の生徒たちを巻き込んで行く。
 【さよ】は嬉しかった。今は反省している。だが、みんなには見る事ができない。すぐ、そこにいるのに・・・。せめて【朝倉】のデジカメに写れば、そこで【エヴァ】が気を利かせる。【さよ】を見えるように、デジカメに写るようにしてくれた。【ネギ】は【エヴァ】と【茶々丸】の背中を見ながら感謝する。
 【さよ】の思い出は見つからないけど、3年A組のクラスの一員になれた。翌日は、【さよ】から出席が始まる。【エヴァ】も【茶々丸】も出席している。【明日菜】はTシャツを売る事だけに必死になっていた。八百屋さんにみたいになっていた。次回は「鳴滝ツインズ」の【鳴滝風香】と【鳴滝史伽】の2人を【ネギ】が大人にするらしいです(笑)。

乙女はお姉さまに恋してる 『夏の日の狂想曲』

2006年11月15日 13時02分05秒 | アニメ・映像全般
 『おとボク』第6話を観させて頂きました。何事もなく過ぎる日常。夏の日。眩しい太陽。女生徒たちの楽しげな声がこだまする。
 夏の夜。【瑞穂】の水着の着替えを【まりあ】と【一子】が見ている。【瑞穂】一人だけ違う水着で水泳の授業を受ける訳にいかずに悩む【まりあ】。さすがに【瑞穂】がスクール水着だとね(笑)。ここで策士【まりあ】が考えた事とは【瑞穂】への迫り方が怖いのですが、頼りにして良いのですよね。
 体育準備室。緊張で身体がかたくなる【瑞穂】が入って来る。はずかしさも感じられた。「女の子のあの日」で水泳の授業を休む事を先生に言う。顔が真っ赤である。寿命を何年も縮めた想いをした【瑞穂】だった。
 着替え。やはり、何と言っても男の子である。女子たちの着替えに頬が緩むのも分かりますね。【まりあ】の促しで、腹部を押さえて痛いと演じる【瑞穂】。その事を聞きながら着替えをする【紫苑】さんも素直に、自分も重い方だと言う。すっかりと【瑞穂】が男の子だと忘れているようですね。【鏑木 瑞穂】は、このまま女の子として生きて行くのだった。
 プールサイド。憧れるエルダーお姉さまの水着姿が見れずに残念なのだ。体操着での見学。楽しそうな授業と【まりあ】たちを見て、改めて女の子の大変さを知る【瑞穂】である。2回目、3回目と見学。ここまで来ると、色々な噂が立って来る。心配の声。一部ではボイコット。その事は生徒会の【貴子】の耳にも入る。
 水泳の授業を終えて、みんなで帰る途中に【貴子】が仁王立ちで立ちはだかる。【瑞穂】を守ろうと前に出る【まりあ】を張り倒し、水泳の授業をボイコットしているという噂の真意を確かめに来た。【瑞穂】の運動能力の高さから水泳の授業に参加しない事に対して【貴子】は自分なりに考えた結果。そして、一つの結論に達した。女の子の日ではない事がばれてしまう。彼女の答えは「かなづち」だと、つまりは泳げないとの答えを導きだした。考えれば普通の答えに【瑞穂】と【まりあ】も一安心。【貴子】はエルダーとしてお手本。泳げないなら泳げないなりの努力の姿勢。【貴子】の真面目さが言動からうかがえる。【瑞穂】はうまく答えられなかった。そこに再び【まりあ】が入って来る。【まりあ】も負けていない。【瑞穂】が「水が怖い・・・プールに何かに入ったりしたら死んじゃうんだから」と言う。嘘。トラウマ。幼い頃の思い出を披露する【まりあ】。いくらなんでも、溺れている【瑞穂】を助けようとして何度も竹で叩くとは、実に信じ難い。誰にでも苦手なものがあると【まりあ】は言いたいのだ。【貴子】もカエルが苦手。机の中に沢山のカエルを忍ばせた【まりあ】。限度を知らない彼女である。
 「何の努力もせず」の発言に【まりあ】も怒り、生徒会の役員になる為に、部活動を放棄した事を口にする。そこには【まりあ】と【貴子】との因縁がある。【瑞穂】の事だったが、いつの間にか2人の水泳対決へ話が進んで行く。
 夕方。ここは【瑞穂】の部屋。【まりあ】は【貴子】の事で感情を高ぶらせていた。【貴子】とは【瑞穂】とは家同士がライバル関係。厳島グループは【瑞穂】の鏑木グループの最大のライバル企業。厳島グループの御令嬢でもある。もちろん、代表するツンデレな女の子でもある(笑)。ここで【一子】が気づく。【瑞穂】は、この学院では母方の姓【宮小路】を名乗っている。【まりあ】は【貴子】との間に何があったのかは話してくれずに【由佳里】を誘って特訓に行ってしまう。一方【貴子】も【菅原 君枝】と特訓を開始するのだった。2人をそこまで熱くさせるものがそこにはある。そんな2人を心配する【瑞穂】たち。しかし、具体的にどうすれば良いのかになると手がない。そこで『お任せ下さい』と【圭】さん。
 世界史。【瑞穂】は熱心にノートを取る。ふと気づくと、隣の席で眠たそうな【貴子】が目に入る。【瑞穂】は手紙を書いて、机にそっとのせる。内容は『貴子さんへ この後お昼御飯 御一緒しませんか?』と書かれていた。【貴子】が見ると【瑞穂】は笑顔だった。【貴子】はお姉さまのお誘いに驚いていたが【瑞穂】は前から一度、ゆっくりとお話をしてみたいと思っていたようです。2人は色々な事を話します。熱くなる【まりあ】と【貴子】。生徒会長としての責務。そんな【貴子】の身体を気遣う【瑞穂】。もう【瑞穂】だけの問題ではなくなっていた。【まりあ】と【貴子】は似ている。2人の対立。それは、運命であり、宿命なのだと言う。【貴子】は話し出す。陸上部から入部の誘いが受けた事を告白する。決して、入りたくなかった訳ではない。その頃、生徒会の新役員選出を重なり、考えた結果として陸上部の誘いを断った。その事が【まりあ】との因縁につながっている。【瑞穂】は分かっている【貴子】の気持ちを、生徒会と部活動を両立するのは無理だという事を、きっと【まりあ】も分かっているはず・・・。分かっていないのであれば、【貴子】は逃げた訳でも、部活動をないがしろにした訳でもない事を証明する為に【まりあ】と闘うのだと。それが【貴子】の彼女なりの「けじめ」なのだ。全てを分かってしまう【瑞穂】にまたも惹かれてしまう【貴子】。夏の厳しい日差しに倒れてしまう【貴子】。無理をしている彼女を膝枕する【瑞穂】。そこに【君枝】が来て、騒ぐ彼女を『お黙りなさい』と一喝する。【瑞穂】の厳しさの中にある優しさが感じ取れた。【瑞穂】はそんな【貴子】を愛おしいと想うのだ。
 運命の日。対峙し、熱く燃える2人が戦場におもむくと、そこには【圭】さんの仕掛けたものが待っていた。飾り付けられ、様々な可愛い水着に彩られたプールサイド。2人の対決は、水上運動会へと変わっていた。解説は【奏】。実況は【梶浦 緋紗子】。ゲストは【君枝】。例え、ゲーム性の強い対決でも【まりあ】と【貴子】は対決をする。2人は決着をつける為ではない。楽しむ事。そこには「笑顔」がある。みんなの「笑顔」が溢れる。まだ、夏休みは始まったばかりなのだから・・・。

地獄少女 二籠 『陽のあたる場所』

2006年11月14日 22時35分13秒 | アニメ・映像全般
 『地獄少女 二籠』第六話を観させて頂きました。無機質なパソコン画面に打ち込まれる雑音。教室から忘れられた存在。保健室登校を続ける青年。ベッドに横になり、携帯の液晶を眺めている。自分を笑わなかった【紀和子】が映る。【細野】。それが彼の名前。学校からも消された存在だった。
 追いかける。【細野】は自転車に乗り【紀和子】の家まで、手の届かない彼女の部屋を見上げる。
 自宅。ここにも居場所はなかった。すぐに自室に入る【細野】。パソコンの画面に【紀和子】と彼氏である【杉田 宏久】の写真が映し出されている。
 過保護な母親。期待せずの父親。両親の声は耳に入らない。あるのは、雑音。学校にも居場所はない。どんな形でも良いから来ていれば良かった。どんどん見捨てられてゆく。ある時、テストがあり教室へ、かっこうな陰口のまと。【紀和子】だけが笑わない。彼女だけが気軽に話しかけてくれた。笑い声のする中で存在を認めてくれた【紀和子】。だが、見ているだけの存在。無関係。テリトリー。他者との壁。関係が変わる事への不安。何も失う物はないのに・・・。
 ボーリング場。【杉田】と来ている【紀和子】。【細野】も来ていた。見られている視線。それは【一目連】。
 男子トイレ。【細野】が個室に入っている。そこで聞く。【杉田】と男友達【沢崎】との会話。『貸してやるよ 紀和子』。耳を疑った・・・このままじゃ酷い目に合う。
 断る。それは、お嬢か、【細野】の方か・・・。気まぐれな【あい】。無邪気にトンボを追いかける【きくり】。【輪入道】は「ハゲ」で、【骨女】は「年増」。
 地獄通信。【杉田 宏久】の名前。【あい】の気まぐれか【細野】の前に現れる。何もできない、『正義の味方じゃないわ・・・』と消える【あい】。もうアクセスはできない。【紀和子】の携帯に電話をするが、無言。何も伝えられない。【紀和子】に迫る悪意。ただ、時間が過ぎるのを待つだけだった。行動もせずに、何かが起こるはずもないのに・・・。変わるチャンスだったのに・・・。だから、これで良い、何もしないで・・・。彼女には忘れられない心の傷が残るのに・・・一生、消えないキズ。
 保健室。保健婦【骨女】の問いかけにも答えない【細野】。後悔しているのか・・・何もしなかった結果。もう遅かった。これからの事・・・。未来はない・・・。どうしょもない・・・。クラスメイトの顔を見たくない。【紀和子】はアクセスをしていた。だが、満たされない。残るのは、枯渇、焦燥感、違和感。あいつは地獄に行くのに・・・。
 他者のせいにして、命乞いをする【杉田】。【紀和子】の嘆き。無数の手で引き裂かれ、地獄へ流される。
 【細野】の陽をあててくれた【紀和子】。その彼女は傷ついてしまった。初めて、感情的に泣いたのかもしれない。質屋。店頭で光る刃物。【細野】はその妖しい光りに魅了されていた。もう依頼はしない。今度は【細野】が【あい】をふったのだ。それが彼の答え。自ら地獄へ堕ちる。自らの手を汚して、残った【沢崎】をこの世から消す為に・・・。夜の街に自転車を走らせる。

宮神学園極大権限保有最上級生徒会。 シンディ真鍋

2006年11月13日 07時22分44秒 | 極上コンテンツ
 本日、11月13日は『宮神学園』第1期生。極上生徒会車両部所属。現生徒会では『宮神学園』に特別講師【シンディ真鍋】の誕生日です。彼女のイメージだと、引きこもり。プッチャンが好き。本当は日本語をうまく話せる。といった感じですね。物語でも終盤の【奏】会長にみんなで逢いに行く時に、日本語のうまさが描かれていた。アニメ劇中内では、主に「ラジャ」とか「ソーリー」としか言ってないような気がしますね。後はよく生徒会の車を壊して【まゆら】に怒られていたなどかな。狭い所が好きで、車の中で本を読んでいたりしている。さすがは、車両部なので車、船、飛行機等、様々な運転免許を持っています。第05話「華麗なる対決」では、軍事ヘリを操縦していた。【シンディ】のエピソードだと第17話「嘘をつきとおせ!」ですね。【シンディ】の母【サンデー真鍋】の来日で動揺する彼女。様々な嘘を本当にする極上生徒会のみんなの奮闘ぶりが良かったし、【サンデー】の言動に笑えた。意味を理解して話している感じではなかったですよね(笑)。

 『はっぴ、、、ばーすでーとぅーみぃー』

おとぎ銃士 赤ずきん 『プリンセス赤ずきん』

2006年11月12日 21時51分35秒 | アニメ・映像全般
 『おとぎ銃士 赤ずきん』第20話を観させて頂きました。ある深き森の中に一軒の家がある。書斎のようだ。一人の老人と杖。老人の名は七賢者の一人【サルタン】。【ハーメルン】も一緒にいる。三銃士の力不足は分かっていた。これでは【トゥルーデ】に勝てない事も。いずれ【ハーメルン】が来る事も知っていたのかもしれない。
 【トゥルーデ】と闇の三騎士。【赤ずきん】の火の魔法も通用せず、追い詰められていた。逃げるしかなかった。【白雪】が瞬間移動の魔法を発動するが【トゥルーデ】の魔力が強く、無力化されてしまう。悪しき黒い影が終わりを告げる。【赤ずきん】は諦めていない。そこに、風が吹き始める。響く老人の声での呪文詠唱。【サルタン】。【白雪】とは少し呪文が違う移動魔法。吹き荒れる竜巻の中心に【サルタン】がいた。【トゥルーデ】とは顔見知りのようだ。移動魔法「フォルトゥーナ」を発動させる。それは、時の運。あまり遠くには移動はできなかった。ファンタヴェーレを古くから守ってきた七賢者の一人【サルタン】。千年前に【サンドリヨン】を封印した最後の生き残りでもある。
 図星。今の【赤ずきん】たちでは【トゥルーデ】には歯が立たない。【サルタン】の言う通りだった。口が開く『一つだけ方法がある』。倒せるのは「究極の魔法」だけなのだ。もう【赤ずきん】たちに時間は残されていない。闇の三騎士も【赤ずきん】たちを必死に捜していた。タイムリミットは、今いる場所が見つかるまで。時間がないのに、誰が会得し、使えるかで言い合う【赤ずきん】たちだった。ファンタヴェーレで、まだ使えた者がいない「究極の魔法」。
 4つのエレメント。一つになった時に発動する「究極の魔法」。「火」のエレメント【赤ずきん】。「水」のエレメント【白雪姫】。「大地」のエレメント【いばら姫】。「風」のエレメントは【フェレナンド】。今「風」のエレメントは【白雪】の託されている。しかし【赤ずきん】たちが呪文を同時に詠唱するが発動しなかった。
 エレメンタルカードとスウィートフォン。魔法の発動を簡略化できるもの。当然【サルタン】の時代にはなかった。魔法を使うべきふさわしい者・・・。もちろん【赤ずきん】たちも値する。だが、何か大切な事を忘れていた。誰が使うかを【草太】に決めて貰う事にする。いつの間にか、好きな女の子を選ぶ事になっていた。【赤ずきん】も、【白雪】も、【いばら】も気になるようですね(笑)。話が変わり、【草太】も困っていると【りんご】が『草太が一番好きなの、このあたし・・・・・・の作った肉じゃがだゾ・・・』と言う。【りんご】が【草太】の好きな人を言うシーンは良かった。顔をまっ赤にした【りんご】でした。
 朝。目覚める【草太】。【ハーメルン】は【赤ずきん】たちを見ていた。もしかしたら、寝ていないのかもしれない。やはり【赤ずきん】たちでも無理なのか。【サルタン】も諦めの言葉。それでも【赤ずきん】は諦めたくない。納得できない【白雪】と【いばら】。
 可能性はない。だが、信じている少年が一人。【草太】。挫けずに立ち向かう【赤ずきん】たちの姿を何度も見て来た。【草太】の言葉には不思議な力がある。なぜか「頑張れる」「前向き」になれる不思議さがある。これも「エルデの鍵」の力なのだろうか?「まだ、可能性がある」と信じたい。
 時間切れ。【トゥルーデ】と闇の三騎士に見つかってしまう。恐怖の元凶が迫る。目があやしく輝く。その時、三銃士の前に【サルタン】が立つ。信じている。【赤ずきん】たちが「究極の魔法」を会得してくれる事を・・・。【サルタン】は人形となり【トゥルーデ】のもとへ。怒りに身を任せ突っ込む【赤ずきん】。無力。力なく地面に叩きつけられる。諦めない。それが【赤ずきん】の言葉。【草太】だって諦めていない。
 【サルタン】の残留思念が【赤ずきん】たちに語りかける。『おまえたちの使命、忘れてはいないか・・・』。彼女たちは一番に大切な事を忘れていた。『私たちの使命は、草太を守り抜く事』。その事に気づきいた時、4つのエレメントが輝き始め、一つになる。上空に現れたカードは【赤ずきん】のもとへに・・・。選ばれた存在。
 プリンセスモード発動。襲い来る闇の三騎士を正義の剣で闇に帰した。「究極の魔法」か「プリンセスモード」かの呼び名にこだわる【赤ずきん】。その隙に黒き空間に逃げてしまう【トゥルーデ】。プリンセス【赤ずきん】の魔法力は【トゥルーデ】をも圧倒していた。追いかけようとするが、変身がとけて倒れてしまう。プリンセスモードの発動で疲れて寝ているだけのようです。眠り続ける【赤ずきん】。【サルタン】は消えて行く。信じている【赤ずきん】たちを・・・。小さくて、少し頼りない勇者たちを信じている。そして、お姫様の太陽の笑顔を信じている。