オメガねこ

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「普通の風邪」 と 「スーパーコールド」 ②

2021年11月28日 | 国際情勢
 「普通の風邪 と スーパーコールド ①」の続きですが、日本は今日(28日)モザンビーク、マラウイ、ザンビアのアフリカ3カ国を「オミクロン株に対する水際対策強化」の対象に追加(計9ヶ国)したので、比較データ(11月25日)を追加します。

接種率;必要な接種を完了した割合。
感染率;百万人当り新規感染者数の7日移動平均。
死亡率;  〃  新規死亡者数   〃   。
致死率;「死亡率」/「感染率」(%)。

国名    :接種率 :  感染率 : 死亡率:致死率

モザンビーク:11.0:   0.2: 0.0:0.00
ザンビア  : 3.5:   0.6: 0.0:0.00
マラウイ  : 3.1:   0.1: 0.0:0.00

日本    :76.5:   0.9: 0.0:0.00(注*

*注)日本の7日移動平均の死亡数は 2.4人です。


 「死亡率」は百万人当りの人数なので、「0.0」と云う事は、1億人に付き5人未満となり、日本に当て嵌めると「6人以下」になります。つまり、日本と同程度の「死亡率」でも強化策の対象になると云う事です。

 ここからが本題です。

 何故か「ν:Nu」と「ξ:Xi」を飛び越えて「ο:Omicron」の名を頂いた「Xi最高指導者率いる中共支配地域で発生した「武漢ウイルス」の変異株ですが、「δ株」の2倍以上の感染力(病原性が2倍とする報道も?)が有るとされている事から、私は少し安心しました。その理由は、自然の法則に従えば「感染力(伝染性)と病原性の強さとは反比例する」事が経験上分っているからです。

 ただし、病原性が弱くても「免疫不全」や「特異体質」は当然として、「不摂生な人」にとっては安全とは言えません。自然免疫や体液性免疫(獲得免疫)は勿論の事、細胞免疫が不全だった場合は、難なく感染し宿主細胞内で増殖しやすく、RNAウイルスの最大の特徴である「変異」も確率的に起こりやすくなり、多くの「変異株」が体外に放散されます。

 この事から、「宿主の免疫力と、ウイルスの病原性や感染力」は相対的と言えます。特定の人にとって病原性が強く、宿主が即死した場合は感染は拡がり難くエンデミックは起こりません。一方、多くの人に対して病原性が強く現れ、且つ重病化する迄の期間が長ければエピデミックが起こります。更に、重病化し難くなると、パンデミックを起こします。これらは「相対的」且つ「確率的」なので、推論を立てるには物事を多方面から見る力や勝負強さが大きく影響します。

 病原性は別にして、免疫力の弱い人は感染力の強いウイルスの発生源になりやすく、変異するたびに「弱毒性」を帯びる事は自然の法則です。変異を繰り返したウイルスに暴露する事は健康な人には「生ワクチン」を接種したのと同じ効果と言えます。この事で、エンデミックが収束し、エピデミックも収まり、パンデミックが終息します。これは、「種の保存の法則」が成立している限り有効であり、単なる「自然現象」と言えます。

 RNAウイルスは変異しやすく「株の保存則」を発見した人もいない事から、自然消滅(ステルス化の可能性も有る)するのが「自然の法則」と言えます。

 ここにきて、じわじわと別の風邪が流行りだしているようです。

 
【コロナでもインフルでもない重症化する風邪「スーパーコールド」とは?】と云う「NEWSポストセブン」の記事が有ります。

 記事によると「コロナ対策を徹底してきた人ほど重症化リスクが高い」とされています。「スーパーコールド」の原因は「普通の風邪(ウイルスの種類は不明)」と言われていますが、ウイルス自体が強力化したのではなく、人間の(不自然な)「コロナ感染対策」の強化が重症化の原因ではないかと考えられているようです。

 この記事は11月21日の配信ですが、イギリスでは9月から「非コロナ(流行性)感冒」が目立ってきたそうです。2ヶ月以上経過して、日本では大きな話題にはなっていないようなので、「感染力は弱い」かも知れません。つまり、その裏返しとして特定の人には「病原性は強い」のかもしれません。

 イギリスでは今年の5月に「コロナ感染」が収束し、7月に再拡大しましたが「致死率」は低いままです。これは、結果として「コロナウイルス」が感染力を増し弱毒化したと推測できます。

 
「ワクチン-19」を接種すると「COVID-19」の重症化が防げる事から、無自覚のまま「Alpha~Omicron変異株(NuとXiは無い)」を周辺にバラ撒く事になります。しかも、コロナワクチンを接種しても「非コロナの感冒」は防ぐことが出来ず、寧ろ「コロナ以外で重症化する」のではないかと云う事です。

 「ワクチン-19接種者」は、対応する「弱毒化したコロナ変異株」でも強力に排除することで、「ウイルス干渉」の恩恵に与かることが出来ない可能性が有り、他の「普通の風邪ウイルス」が感染し易くなるかも知れません。しかも、手洗いやアルコール消毒などの「感染対策」をすればする程「逐次感染」するチャンスを失うので免疫強化も出来ずに、「(季節性)感冒」に罹り易くなり、重症化するのではないかと思われます。
 
 少数意見ですが「風邪の感染対策は、逐次感染が良い」と、以前から私のブログでも書いていて、私自身は「ワクチン-19」を未だ接種していませんし、花粉症でも無いので「マスク」も殆ど着用しません。その所為か、時々クシャミや鼻水が出ますが半日もすれば治っています。

 何かの理由で変異株名から除外された「ξ:クサイ」で思い出しましたが、私はトイレ後の手洗いは確実にします。但しそれが、特別扱いの「ξ変態株」に有効かどうかは分かりません。




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