今の日韓関係を「戦後最悪」と言う報道をチラホラ見ます。韓国の詳しい国内事情は分かりませんが、日本にとってみれば、今くらい「安定した日韓関係」は過去になかったと思います。
確かに「ビールの輸出額」や「韓国人の旅行客」は戦後最悪かもしれませんが、世界の各地で動乱が起きても、与野党は「国会」で暇つぶしが出来るくらいに日本は安定しています。
「李承晩」の時代には、日本がサンフランシスコ講和条約を結ぶ直前の1952年1月18日に「李承晩ライン」が韓国により設定され、1952年2月12日 にはアメリカが韓国政府に対し「李承晩ラインを認めることができない」と通告しましたが、韓国政府はこれを無視しました。1965年に日韓基本条約が結ばれるまでの13年間で、日本漁民8人の殺害を含み、日本の漁船233隻を拿捕し漁師2,791人を拘束しました。現在がこれ以上の「戦後最悪」には思えません。
【1968年に発行された『日韓漁業対策運動史』では、拿捕漁船は328隻、抑留船員3,929人 、44人が死傷したとされている。】
その後、日本政府は「韓国による拉致事件」を解決する為に、韓国政府の要求に応じて、常習的犯罪や重大犯罪として収監されていた在日韓国・朝鮮人472人を放免し、日本国内の在留特別許可を与えました。韓国は人質解放、日本は犯罪者の「無罪放免」です。
但し、「戦後の定義」が不明なので、「日韓関係に於ける戦後の被害」は確定できません。
・降伏文書を取り交わしたとき: 1945年9月2日。
・サ講和条約の発効後: 1952年4月28日。
・もはや戦後ではないと言った時: 1956年国連に加盟。
・日米安保の片務性が解消される時: 現在も、まだ戦後ではない。
・サ講和条約の発効後: 1952年4月28日。
・もはや戦後ではないと言った時: 1956年国連に加盟。
・日米安保の片務性が解消される時: 現在も、まだ戦後ではない。
日本に戦後が有ったとしたら、「韓国による拉致事件発生から13年の間」が「戦後最悪」と言えます。
現在の「日韓関係」では「文在寅大統領」のお陰で、日本の国家規模の被害は殆ど無く、安定しています。今後も、現状の「安定した日韓関係」が続いて欲しいものです。
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