100Mを10秒で走ると、「10m/s」 の速度になり、一秒あたり10M進むことが分かります。5秒では「10(m/s)X 5(s)=50(m・s/s)=50(m)」で、50M進むことが計算できます。
100円と1ドルを交換すると、「100(ドル/円)」が交換レートである事が分かります。5円と交換すると、「100(ドル/円)X 5(円)=500(ドル・円/円)=500(ドル)」ですが、500ドルにはなりません。
これは、「(金融)経済」が「さんすう」では無い事を意味します。
為替レートを「さんすう」で表示すると、100(円/ドル)となり、5ドルでは「100(円/ドル)X5(ドル)=500(円・ドル/ドル)=500(円)」で、500円と交換できる事が分かります。
この「経済学」での「為替レート(ドル/円)」は計算上の「単位」ではなく、「文章を構成する為の熟語」に過ぎない事が分かります。文学作品は一般に論理的根拠は必要なく、書く人の「感情や思想」を重要視します。
この事から、何故「経済学」では、「経済」の語源である「経世済民」とは逆の結論が出るのかが、なんとなく理解できます。
「社会保障の充実の為には、消費税増税が必要。」は嘘で、正しくは「社会保障費には、逆進性の強い消費税は禁忌で、保険制度を中心に賄うべき。」です。
「最低賃金を上げれば、経済は活性化する。」は逆で、正しくは「経済が活性化すれば、賃金は上昇する。」です。「実験データ」として、韓国は最近「最低賃金の大幅引き上げ」を法律で規定した結果、韓国経済が危機的状況に陥りました。
「経済を安定的に活性化する為には、財政の均衡化が必要だ。」は出鱈目で、「誰かが安定的に借金を重ねる事で、経済は安定的に成長するので、民間の投資が落ち込んだ時には、公的基盤投資を増やす為に赤字財政も必要。」です。
「日本は貿易立国だ。」は間違いで、正しくは「日本のGDPの内、内需が85%と大きく輸出依存度は15%程なので、生産余力を外国に振り向る余裕がある。」です。
「日本は資源小国で、輸入に頼らざるを得ない。」は嘘で、正しくは「産油国・資源大国が日本の輸入に頼っている。」、或いは「海外の安い資源のせいで、日本の技術立国の地位が揺らいでいる。」です。実際に、中国がレアメタルの輸出禁止をした時には、日本で「レアメタル不要の技術」が生まれました。
「日本はアメリカの富を奪っている。」はプロパガンダで、冷静に判断すると「米国製品には(侵略兵器以外に)良いものが無く、逆に日本の投資によって米国が潤っている。」です。
これらは、「さんすう」以下の「経済学」が、「プロパガンダ文学」でしかない事を示しています。
アメリカは「所得に対して課税」する「直接税主導型」であり、ヨーロッパは「消費に対して課税」する「間接税主導型」なのである。
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日本はアメリカ型の直接税主導であったはずが、ここにヨーロッパ型間接税の代表である消費税を持ち込み二重に課税しているのがイマの日本だ。
これこそが消費税を「天下の悪税」と私が呼ぶ所以である。
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全ては企業への課税を軽減しようとする阿倍の陰謀に他ならない。
本来は大企業に累進課税を課して税収を賄わなければならないところを「多国籍企業の国外流出」が怖いばかりに税金をひたすら軽減する措置を取っているからだ。
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結果、ゴーンに代表される大企業の役員報酬は非現実な額にまでハネ上がり、政府が何の反省もなく支払い続ける経費の負担が国民に課されている。
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それで国民の年金が底を尽き、役人の年金は潤沢なのがイマの日本なのである。
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今こそ全ての国民よ!消費税増税に怒れ!
大企業ばかりを優遇する安倍政権に「No!」を突き付ける時なのだ!
「消費税」の唯一の効果は「消費を冷やす」ことです。これは、「税=罰金」と考えれば理解できます。
消費が過熱した時に「バブルを冷やす」為に、「消費税率」を上げる事には有効性が期待できます。
財政は「適材適所」「適税適時」が重要だと思います。
我々国民には一番解りやすい表現だと思います。
一方、所得税は、共産主義(100%課税)でない限り、働けば働くだけ収入は増えます。
「稼ぐ(働く)に追いつく貧乏なし。」です。