「ウイルス」 と 「ワクチン」 ⑪

　日本国内の「７月６日迄のワクチン接種回数は５，２６４万回（百人当たり４１．７回）」で、「接種後に何らかの理由で死んだ人は５５６人」です。やはり「10万回に1人の死亡」は当っているようです。

　このまま「一億総接種」が継続し、日本人全員に二回接種すると「接種後に何らかの理由で２千５百人が死亡」する事になります。これを毎年繰り返しても「自動車事故死」よりも少ないので容認できる範囲だとは思いますが、同様に重傷者や軽症者も発生します。

　交通事故の被害者に「男女の偏り」が有るかどうかは分からないのですが、ワクチン接種の副反応は女性が男性の３倍以上発症するようです。厚労省が2021年7月7日に公表した「日本のコロナワクチン接種後の状況（６、７／全３１ページ）」によると、接種開始（医療従事者：2021年2月17日、高齢者：2021年4月12日。）から６月２７日までの症例は（コミナティのみ）、

性別・年齢：副反応報告数：内、重篤者数：内、死者数
　男性　　：　３，２６３：　　　６１４：　１９８
　女性　　：１２，６９５：　１，６４２：　１９６
　不明　　：　　　　３３：　　　　　６：　　　０

　総数　　：１５，９９１：　２，２６２：　３９４

３０才未満：　２，８２４：　　　２８８：　　　５
３０～５９：　９，８３８：　　　６４２：　　１３
６０才以上：　３，３２６：　１，００１：　３７６
不明　　　：　　　　　３：　　　　　１：　　　０

なので、やはり副反応は女性が多いようです。この表の「性別の不明」が何を意味しているのかは分かりませんが、統計上は男女が確実に分かった方が、分析しやすくなると思いますww

　また、全死亡数に対する「１８才～３０才未満」が占める死亡数の割合は、

　　（分類）　　　　　：死亡割合（％）
２０１９年年間死亡統計：　０．８１
　　　　〃　　　男性　：　０．５６
　　　　〃　　　女性　：　０．２５

ワクチン接種後死亡報告：　１．２７
　
から、１８才～３０才未満の「ワクチン接種後に何らかの理由で死亡」した割合は、同世代の「２０１９年に何らかの理由で死亡」した割合の１．６倍になっています。未だ若者に対する本格的な接種が始まっていない時期でもこの値は異常と言えます。

　一方、「従来国型コロナ種」による死亡割合は、（古いデータですが）人口統計の年代別死亡割合に近似しています。しかも、「コロナ禍」の2020年の総死者数が例年よりも数千人減って、平均寿命も延びるかも知れません。

　性別・年代別のそれぞれの「接種後の死亡率」を計算するには、私一人では無理です。

　緊急安全確保レベル５では「何らかの災害がすでに発生している可能性が極めて高い状況となっています。命の危険が迫っているため直ちに身の安全を確保してください。」と、気象庁も言っています。

　緊急事態宣言区域の人は各自、特に若者と女性は、「ウイルス感染による致死率」と、「ワクチン接種後に何らかの理由で死亡する割合」を自ら計算し、身の安全を確保してください。緊急時には、先ずは自身が助かる行動を取るのが常道です。