「オリンピック関係者」と「特段の事情入国者」

　「無観客オリパラ」が決まりそうです。「オリンピック関係者」はオリンピック会場で観戦し、「自宅関係者」は自宅で観戦、「三密関係者」は三密で感染するww・・・関係者は観客ではない・・・実に合理的です。

　「特段の事情」で入国した人は毎月２万人前後いるようですが、その内空港検疫で陽性判断された人は１％程度で、その７０％は外国籍（二重国籍かどうかは不明）だったそうです。勿論、陽性者の「国籍」は公表されていません。・・・アフリカ系のオリンピック関係者の陽性者は即時公表され素早く報道されたのに・・・実に不合理です。

　これから、大陸・半島系のオリンピック関係者が続々入国すると思いますが、陽性者の国籍が公表されるかは判りません。何せ「日本政府」や「報道機関」は、「黒人（顔の色も腹の色も黒くはない）には人権が無いが、日本人以外の黄色人種（腹は黒いかもしれない）の人権は大切だ」と思っているフシが有るからです。

　日本国内での陽性者数は「厚労省の発表で累計８０万人（人口の０．６４％）」でその内日本国籍が確認できたのは（5月26日のデータを援用すると16.5%で）１３万人（日本人人口の０．１％）になります。

　ちなみに厚労省は、

「国内での新型コロナウイルス感染症の感染者は809,553例、死亡者は14,884名となりました。また、入院治療等を要する者は15,534名、退院又は療養解除となった者は778,492名となりました。」

と、「感染症の感染者は」と書いていますが「感染者」の定義が定かではなく、一覧表では「陽性者数」となっているので、私は「陽性者数」を使用ます。

　日本国内での最近１ヶ月の陽性者数は５万人（全人口の０．０４％）前後なので、空港検疫での陽性率の高さは異常です。しかも渡航者は「ワクチン接種済み」の筈です。

　以上のデータから「科学的に検証」すると、

・外国でのワクチン接種者は、日本国内の未接種者の２５倍の陽性率を示す。
・日本以外にいる人は、日本国内での「CT値４５のPCR検査」には耐えられない。

です。

　但しここから、外国の「PCR検査」が甘いのか、日本の「PCR検査」が異常なのかの判断は出来ません。それは、少なくとも日本では「民主主義」で選択された政府が決定した政策だからです。若しも、日本政府が異常だとしたら、少なくとも私を除いた日本の有権者が異常と云う事になります。多くの人はそれを認めないと思いますが、合成の誤謬も含めて、最大多数の結果である事は間違いありません。

　「従来国型コロナ種」がインドで変異した場合は「インドで変異したデルタ（δ）株」と言いますが、「従来国」で変異した場合には、恐らく「従来国で変異したクサイ（ξ）株」と民主的な政府と人道的な報道機関は発表すると思います。参考までに「ξ」の英語表記は「Ｘｉ」です。

　何故、「２０２０オリパラ開催の反対者」は「特段の事情による入国制度」に対して反対運動をしないのかが理解できません。私は、理解は出来ませんが「反対しない特段の事情」は知っています。但し、ここでは言えません。

　異常・・・もとい、以上です。