「Z歳の平均余命は、Z歳以上の定常人口の総和をZ歳の人口で割った値で、0歳の平均余命を平均寿命と言う。」
毎年10人が生まれる村で、毎年一人ずつ各年齢の人が死んでいく場合の「生存曲線」の式は、x年目の人数をf(x)
とすると、
f(x)=10-x ・・・・Ⓐ
です。毎年、0歳児が10人生産(しょうさん)され、一年に一人ずつ死んでいくので、同級生は5年目に5人残り、10年目には10人全員いなくなります。この時の0歳児は1歳未満の人数なので、一年間の平均人数は9.5人で、同様に1歳児は8.5人・・・・9歳児は0.5人となり、10歳児の場合は誕生日と同時に死ぬので0人となります。この場合の「定常人口」は、
9.5+8.5+・・・+1.5+0.5+0=50 ・・・・Ⓑ
で、「定常人口総数」は50人になり、これを0歳児の人数10人で割ると「平均寿命は5歳」を得る事が出来ます。そこで、本来の定義により「生存曲線を積分」して「定常人口」を計算します。Ⓐを積分すると、
∫f(x)dx=x(10-x/2) ・・・・Ⓒ
になります。この「生存曲線」は0歳から10歳までが有効な人口なので、Ⓒを0~10で定積分すると、
10(10-10/2)-0(10-0/2)=50 ・・・・Ⓓ
で、Ⓑと同じ結果を得る事が出来ます。また、同級生が半数(5人)になるのは5年目なので「寿命中位数=5」になります。
ちなみに、Z歳以上の定常人口を
Σ【Y=Z~最高年齢】(Y-Z)・Y歳の死亡数 ・・・・Ⓔ
で計算すると、Z=0とし、最高齢を10歳、Y歳の死亡数は一人で、Yには「平均寿命 と 平均余命」でも書いたようにYに0.5を加え、
Σ【Y=0~10】(Y-0)・Y歳の死亡数
=0.5X1+1.5X1+・・・・+9.5X1+10.5X0
=50
で、0歳の人口10人で割ると「平均寿命は5歳」になります。
考え方としては、一人が1年間生きる「人生」を「1定常人口」とし、一人が50年間生きる場合と、50人が一年間生きる場合も同じく「50定常人口」と言います。そして、0歳児10人が全員5年間生きる場合も「0歳児の平均寿命が5年」と言います。
平成30年男性の、0歳児10万人当たりの「定常人口総数」は812万人で、2018年の人口ピラミッドから0歳児男性は約50万人なので、4060万人の「男性定常人口総数」が得られます。この年の男性実人口は6150万人なので、2090万人分の「(平均寿命)人生」が統計からアブレています。或いは統計上、過剰な老人で「人生」を分け合って生きているようにも思えます。
余剰老人が4000万人死んで、日本の総人口が8000万人になると、統計上スッキリします。或いは0歳児を今の100万人から50万人多く生産(しょうさん)して「150万人」すると、老人も統計上は安心して暮らせます。
毎年10人が生まれる村で、毎年一人ずつ各年齢の人が死んでいく場合の「生存曲線」の式は、x年目の人数をf(x)
とすると、
f(x)=10-x ・・・・Ⓐ
です。毎年、0歳児が10人生産(しょうさん)され、一年に一人ずつ死んでいくので、同級生は5年目に5人残り、10年目には10人全員いなくなります。この時の0歳児は1歳未満の人数なので、一年間の平均人数は9.5人で、同様に1歳児は8.5人・・・・9歳児は0.5人となり、10歳児の場合は誕生日と同時に死ぬので0人となります。この場合の「定常人口」は、
9.5+8.5+・・・+1.5+0.5+0=50 ・・・・Ⓑ
で、「定常人口総数」は50人になり、これを0歳児の人数10人で割ると「平均寿命は5歳」を得る事が出来ます。そこで、本来の定義により「生存曲線を積分」して「定常人口」を計算します。Ⓐを積分すると、
∫f(x)dx=x(10-x/2) ・・・・Ⓒ
になります。この「生存曲線」は0歳から10歳までが有効な人口なので、Ⓒを0~10で定積分すると、
10(10-10/2)-0(10-0/2)=50 ・・・・Ⓓ
で、Ⓑと同じ結果を得る事が出来ます。また、同級生が半数(5人)になるのは5年目なので「寿命中位数=5」になります。
ちなみに、Z歳以上の定常人口を
Σ【Y=Z~最高年齢】(Y-Z)・Y歳の死亡数 ・・・・Ⓔ
で計算すると、Z=0とし、最高齢を10歳、Y歳の死亡数は一人で、Yには「平均寿命 と 平均余命」でも書いたようにYに0.5を加え、
Σ【Y=0~10】(Y-0)・Y歳の死亡数
=0.5X1+1.5X1+・・・・+9.5X1+10.5X0
=50
で、0歳の人口10人で割ると「平均寿命は5歳」になります。
考え方としては、一人が1年間生きる「人生」を「1定常人口」とし、一人が50年間生きる場合と、50人が一年間生きる場合も同じく「50定常人口」と言います。そして、0歳児10人が全員5年間生きる場合も「0歳児の平均寿命が5年」と言います。
平成30年男性の、0歳児10万人当たりの「定常人口総数」は812万人で、2018年の人口ピラミッドから0歳児男性は約50万人なので、4060万人の「男性定常人口総数」が得られます。この年の男性実人口は6150万人なので、2090万人分の「(平均寿命)人生」が統計からアブレています。或いは統計上、過剰な老人で「人生」を分け合って生きているようにも思えます。
余剰老人が4000万人死んで、日本の総人口が8000万人になると、統計上スッキリします。或いは0歳児を今の100万人から50万人多く生産(しょうさん)して「150万人」すると、老人も統計上は安心して暮らせます。
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