オメガねこ

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「コロナ禍」 と 「コロナ対策禍」

2021年02月03日 | 統計
 日本では「死者数」が減少する事を災禍と考えているようです。2020年11月までの人口動向が公表されましたが、予想通り「年間死者数」は 12,000人ほど減少しています。報道機関はこれを「コロナ禍」と言って「政府の無策」を煽っています。

 様々な原因で死亡した日本人の総数。

2018年12月~2019年11月:1,390,729人
2019年12月~2020年11月:1,378,595人

 超過死亡でもマイナス幅で最大だったのが日本で、その図は少し前まで見れたのですが、どうやら今では会員専用になったようで
「The Wall Street Journal」の会員に成れば見れるかも知れません。なんでも、厚労省は「2020年全期の超過死亡」のデータが「不自然」だとして公表をためらっているようです。これも「コロナ対策」と言えるかもしれません。

 確かに地球の人口爆発を防ぐ為に「多くの人が死ぬことは善」と思っている人にとっては、日本での超過死亡が世界で最大の減少幅を示したことは「コロナ禍」と言えるかもしれませんが、私の立場は違います。私は「反対意見」も尊重するので、「死は善」と考える人を否定する事はしません。当然「死刑制度」に賛成する私が「殺人は悪である」と主張すると、矛盾が生じるのでこの話はここまでにします。

 それにしても、「コロナ禍は政府の無策が原因」と主張する人には、「日本人の総死者数が減少」した事が無策なのか、死者とは関係なく「経済政策」が無策だったのか、等の理由を説明してもらいたいと思います。

 私の考えは、「政府の無策」のお陰で総死者数は減ったが、同時に経済が疲弊したと考えています。それは、「武漢肺炎」が流行っていた時期に中国人が大量に入国した「お陰」で多くの日本人が早期に免疫を獲得したと思うからです。

 2019年11月ころから「武漢ウイルス」が日本に入り始めたと思われますが、当時のウイルスは「感染力」は強いが「弱毒性」だったことが幸いしたようで、欧米の様なパンデミックにはならなかったと思われます。逆に「台湾」は危機感が有った為に、中国人の入国を全面的にストップしたことから殆ど感染者を出さずに済んだのですが、「免疫の獲得」が為されていないので将来が少し心配です。「コロナ対策禍」が起こるかも知れません。

 ダイヤモンドプリンセス号での感染状況から「国籍や人種による差異は見られない」とされていますが、それは「過酷な感染環境」での差異が見られなかっただけであり、「稀薄な感染環境」での差異を証明している訳では有りません。例えば、紫外線被曝と皮膚がんの発症率では、線量が一定基準を超えて強ければ人種に関係なく発症し、ある程度弱ければ白人の方が黒人よりも発症率は高くなるとされています。

 日本人の国民性を考慮した「コロナ対策」で、人道的な対応の様に思われる「国籍・人種の非公表」の意味は、為政者が「日本人は人種差別意識の強い国民である」との先入観がしみ込んでいるからだと思われます。しかし、その結果として「人種による感染性の違い」に対する疫学調査が為されないかも知れません。

 各国の政府発表や報道が正しいとすると、「武漢ウイルス」の欧米とアジアでの感染拡大の差は、人種による感染性に差が有るのではないかと云う説もあり、「ワクチン」の効果や副反応にも差が有ることが考えられます。しかし、「コロナ対策」として、各国は通常の手順を踏まない「全員接種」を目指しているようです。

 例え「ワクチン」での副反応が無かったとしても、次は「コロナ感染が減少したせいで、逆にインフルエンザが流行して超過死亡が増加する」可能性もあります。

 「コロナ対策禍」が起きない事を切に願っています。




2 コメント

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Unknown (yk-soft-85)
2021-02-05 07:54:19
小平次さん、お早う御座います。

私は「語彙」が貧弱なので、自分で創作するしかないのです。🐵
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Unknown (小平次)
2021-02-04 15:49:50
こんにちは

『コロナ対策禍』

いつもながら絶妙なお言葉を創作されますね

またいただきます(笑)

ありがとうございました
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