「光子」 と 「反光子」

　「光子」は、それ自身が「反粒子」であると考えられています。光子以外の「粒子と反粒子」の対消滅時に2個の「光子」が生成され、其々が「光子」と「反光子」であると考えているようです。但し、「光子と反光子」の対消滅（自己消滅）が有るかどうかは判りません。

　「光子」以外の粒子の対消滅で、その「質量」も光子エネルギーに変換されるようですが、質量のない「光子」がエネルギーを受け取る為には自身が振動し続ける必要があり、それは「光子と反光子」の相互作用ではないかと思われます。「質量」のない粒子の振動が「エネルギー」を保存する事や、「質量」の根源である「重力子（ヒッグス機構？）」と「反重力子」の対消滅が有るのかは、通常の理解の限界を超えています。

　「光子」には質量が無いとされているので、2個が対消滅して1個（＊0個になるとエネルギー保存の法則が成り立たなくなる？）に成ったように見えることで、「対消滅」と「再生」との繰り返しが光子の「波動と粒子」の「両性」を示す事を説明できるような気もします。

　モノが振動するためには「エネルギーの遷移」と「軸」が必要ですが、質量０の「光子」がエネルギーを得ても「運動エネルギー」や「位置エネルギー」で保存する事が出来ない（運動エネルギーに変換する為のエネルギー量は保有できる）ので、「熱エネルギー：Ｅ」で保存する事になります。

Ｅ＝プランク定数Ｘ振動数

プランク定数の単位は「ジュール秒（Ｊ・ｓ）」なので、「時間」以外に軸は有りません。

　例えば、振り子振動では吊り元を軸に重力の作用を利用して、「位置エネルギー」と「運動エネルギー」を相互に遣り取りする事で「振動」を継続しますが、光の「振動」は、その作用する軸の力を外部から得ているようには見えません。

　内部に「振動機構」が有るとすると、「光子と反光子」の遷移振動ではないかと思われますが、この時の考え方は複数あります。

①　光子そのものには質量が無く、自分自身である反光子との間で遷移振動を繰り返している。
②　光子には質量が有るが、反光子の反質量との相互作用で（見かけ上の）質量０を実現している。
③　単なる「場（時空間）」の歪みで、周辺物質（暗黒物質を含む）の振動が「光の振動」のように見える。
⑤　ジェット機が音速を超えた時に発生する「衝撃波」と似た現象で、「光速（或いは超光速）」そのものが「振動（時空間の歪み）」を発生させる。

　「光子」には、それに対応する「反光子」は単独では「実在」しないとされています。若しも、「反光子」が実在するのなら「明るい所」に「反光子」をあてる事で「光子」が消滅し、カーテンが無くても暗くなるのですが、今のところはそのような現象は見た事がありません。また、熱放射も「光子（電磁波）」の放出なので、「反光子」を利用するとエアコンが無くても冷やす事が出来ますが、見た事も聞いた事も有りません。

　勿論、「光子」自体の実在も定かではなく、ヒカリを当てると明るく見えるのは、「場の歪み」である振動が、視神経に作用しているだけかも知れませんし、時間と空間のエネルギー遷移が光子の振動となる「ひかり機構」によって、宇宙が生成されているのかもしれません。

　「反光子」を確認するには、「反時間」の次元に行く必要があると思いますが、そこは自分も含めて総てが同様に反対なので、現世と全く同じ世界だと思います。