オメガねこ

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「日食」 と 「月食」

2022年10月29日 | 思想・思考
 地球から見て「日食」は、月が太陽光線を遮る事で見えなくなる現象なので、太陽と月の動向を知っていれば、誰でも予測可能です。特に古代の人は現代人よりも月齢にも詳しかったと思われ、且つ太陽の動き(実際には地球の動き)には特別関心を寄せていたようで、多くの人は「日食」や「月食」を自然に受け入れたと考えられます。

 古代人でも明日以降の太陽と月の位置は予期可能だったと思われ、「日食」は部分日食も含めると数年に一回見ることが出来るので、珍しさは有っても、恐怖の対象にはならなかったと思います。

 古代の人が、地球と月と太陽の位置関係が月齢の正体である事を知っていたかどうかは判りませんが、「月食」が自分の住む「地球の影」で起こる現象だとは気付かなかった可能性は有ります。それは、当時は「地べたが球形(或いは円形)」である事すら分らなくても当然だったからです。

 つまり、「日食」より「月食」の方が不思議な現象と考えていたような気もします。古今問わず専門家なら、月と太陽の位置関係は予測できるので、容易に「日食」は予期できたと思いますが、地球の形を知らない古代の人は、「月齢」は知っていても、満月が「月齢」とは反対の円形で欠けていく「月食」は古代の人にとっては奇妙な現象に見えたに違いありません。

 「月読命(月夜見尊)」は月の神でありながら「記紀」には生まれた時以外の記述が無く、神話にしても月に関してはそれ以上の説明を
出来なかったのではないかと思います。

 支那大陸での蔑称である「卑弥呼」が「日御子(日巫女)」なら、確実に「日食」の日時を知っていたと考えられ、(皆既)日食が原因で死亡したり殺されたりはしないと思います。但し、暗がりを利用して暗殺された可能性は有りますが、当日の「日食」は部分日食であったとされていて、それも考えられません。

 現代になり、とある外国人が日本に来て、お年寄りが石を拝んでるのを見て「おばあさん、これは只の石ですよ」と親切に教えてくれたそうです。当然、おばあさんは「知っていますよ」と笑顔で答えたそうです。何方が「本質」を知っていたのかは分かりませんが、「日本人」なら「おばあさん」に共感すると思います。

 実際に見えている部分はその本質の一部でしか無く、見えない部分に真実が「隠されている」事もあります。或いは、単に「影で見えない」だけかも知れません。

 太陽を月が隠している「日食」と同様に、自分の居る所から地球の裏側が見えないのは球形である地球自身が裏側を隠しているからです。石の裏側ですらそのままでは見えません。

 月に地球の影が映っている「月食」と同様に、人間界の混乱は自分自身の影が社会に映っているからです。見えないモノは、他人に隠されている場合もありますが、自分の影で暗くなり見えない事が多いように思います。

 コロナパンデミックは、「ワクチン」「マスク」の隠された真実(コロナに対しては効果が無いが、他の効果は有る)の所為も有りますが、自分の影を恐れた事から始まった現象と言えます。

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2 コメント

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Unknown (小平次)
2022-10-30 13:34:57
こんにちは!

>>日食が原因で死亡したり殺されたりはしないと思います。

こんなことを言っている妄想作家がいましたね~

私もあり得ないと思います

有料記事はどこから申し込めますか?ww
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Unknown (yk-soft-85)
2022-10-30 18:05:56
小平次さん、こんばんわ。

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