オメガねこ

知識は人をバカにする。
智識はバカを人にする。
信じるか信じないかは、自分次第です。

「先住民」 と 「先住権」

2020年09月25日 | アイヌ
 1万5千年以上前の縄文時代以前の日本列島とその周辺地域は(旧)石器時代で、そこに住んでいた「先住民」が縄文人とは違う「民族」かどうかは判りませんが、少なくとも2万年前までは「縄文時代の人」と同じ系統の人種である事が証明されているそうです。恐らく、「縄文系のヒト」が最初の人類では無いと思われるので、それ以前にも誰か他の「ヒト」が住んでいたと思います。

 それでも、その時代には「先住権」の概念は無かったと思うので、土地は「取った者勝ち」で、現在の人がとやかく言う事は出来ません。そこで、ほゞ「日本とその周辺に住んでいた縄文人」を日本史の起点に置き「縄文時代」とします。

 日本の「偏向歴史学者」は、日本列島には元々「狩猟採取」の縄文人が住んでいて、そこに「水田耕作」の最新技術を保有していた「弥生人」が朝鮮半島から渡ってきたと主張してきました。つまり、縄文人は「先住民」で弥生人は「侵略者」となります。しかし「偏向歴史学者」は縄文人の「先住権」には無関心で、半島系の弥生人のお陰で日本列島は発展したと思っているようです。

 しかし、現在では
「縄文人と弥生人の明確な区別は不可能」とされ、更に「水田稲作」が朝鮮半島から齎された可能性は無いと云うのが通説になっています。それどころか、2万年前は列島と大陸は陸続き(狭い海峡は有ったかも知れない)で「この地域全体(縄文国)に縄文人が住んでいた」可能性も考えられます。それが、縄文海進で列島と大陸が分断され、その時に「朝鮮半島」が出来たと言えます。

 縄文国の西側には「蛮族」が住んでいて、その侵略により「先住民」である「大陸・半島縄文人」が虐殺され、その一部が列島に逃れるのに都合の良い「携帯に便利な土器」を齎し「弥生人」と言われる様になった(大陸)縄文人です。これは「水田稲作」とは関係ありません。

 次に「偏向歴史学者」が考え付いたのが「アイヌ先住民族説」です。この説でも、アイヌ以前に住んでいた「先住民」の「先住権」を口にする事は有りません。それどころか、「アイヌの先住権」を主張し始める有様です。嘘も100回言えば本当になるようで、無知な国会議員が総員賛成で「アイヌは先住民族法案」を可決してしまいました。

 元(蒙古)によって追し出された樺太オホーツク民族(樺太アイヌなど)が北海道に逃れて来て、古株の様な顔をして永住し始めたようです。樺太オホーツク民族は「縄文国大陸部」から縄文人を追い出した民族なので、本来は敵なのですが、心の優しい「縄文人」はこれを受け入れ、
「コロポックル物語」の結末を迎えます。

 若し「アイヌ民族」を先住民と言うのなら、支那大陸から列島に逃れてきた「支那民族」も、中国崩壊後は「日本の先住民」になってしまいます。当然ながら、無知な国会議員は「支那民族は日本列島の先住民族法案」を可決するでしょう。

---くわばらくわばら---




コメントを投稿