ふたつのいのち

ちっちゃいネコさんのショコラ、はたしてお産は辛そうだった。ネコさんのお産は楽ではないかと思っていたのだけれど、ショコラに関してはそうではなかった。3匹産んだのだけれど、産んだ子を舐めてあげる余力も残っていないほど、疲れていた。見かねてグッタリした子をショコラのお腹に這わせてあげたりしていたのだけれど、結局どんなに手をかけてもその子に力がないと、生きられないのね。

そして2匹が生き残った。

気になるのは、余り熱心に子育てしていないこと、かしら。お子たちが寝てしまうと、産屋から出て私の所に来てしまう。甘えたいらしいのだ。手をもみもみさせて、甘えてくる。もみもみ、はおっぱいを飲むときの仕草で、充分に母親に甘えられなかった子によく見られるそうだ。ショコラは生後1年になるかどうか。おチビが生まれるまでママのおっぱいを吸っていたような子だ。
ママのニャァは、お子達が寝てしまうと良く遊びに行っていたけれど、2日目からだったように思う。初日からそんなに出ていくなよ。(^_^;)＼(・_・) オイオイってな感じだ。

ま。
ふたつのいのち。
大事に育てていこう。間もなくおチビともお別れしなくてならないのだ。手放したくない思いと、約束の重みと。いろんな思いが交錯する。