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本棚の整理=“断捨離”に励んでいたら無性に新しい本が読みたくなった。そこで選んだのが中野孝次著『清貧の思想』。本阿弥、鴨長明、良寛、吉田兼好、芭蕉ら先人の生き方の中に、内面の価値を尊ぶ 日本の伝統を見出す・・・と、帯にある。
内藤克人・解説によると、「本書にも描かれた人々の実生活に貫かれた節度と規範が、時代を超えて人間生活の原理であることを説いている。」続けて「市場原理至上主義者らの咆哮。そのイデオロギーの陰に隠れた「破壊性」に気付き警鐘を発したのが、経済学者やエコノミストらではなく、優れた文学者の著者であった事実の中にこそ現代日本の衝撃がある。」いま、消費者は自営しなければ・・・単行本(書き下ろし) 1992年9月とある。1996年11月 第一刷 文春文庫 「20年ほども前、自分は何をしていたんだろう?」
もう一冊は、「足るを知る」 朝日文庫
内藤克人・解説によると、「本書にも描かれた人々の実生活に貫かれた節度と規範が、時代を超えて人間生活の原理であることを説いている。」続けて「市場原理至上主義者らの咆哮。そのイデオロギーの陰に隠れた「破壊性」に気付き警鐘を発したのが、経済学者やエコノミストらではなく、優れた文学者の著者であった事実の中にこそ現代日本の衝撃がある。」いま、消費者は自営しなければ・・・単行本(書き下ろし) 1992年9月とある。1996年11月 第一刷 文春文庫 「20年ほども前、自分は何をしていたんだろう?」
もう一冊は、「足るを知る」 朝日文庫