朝日新聞岩手版に記事 「釜石の90歳、鎮魂歌残す」

2011-06-08 12:06:08 | 3.11大震災・釜石
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新聞記事はこちらをクリックしてご覧ください。

 釜石教会に取材に見えたのは、栃木県宇都宮支社から震災後になって、盛岡支社へ遊軍派遣され連日岩手県内を飛び回っている、という若い女性記者。

 実は、前日4日に朝日新聞千葉版に載った記事は、3日の上野発夜行バスの中でしたので、残念ながら見ていませんでした。(合唱仲間の鈴木さんからの、新聞掲載記事メールを受信したのは、釜石へ到着する前で、遠野市を過ぎて千人峠にさしかかるあたりでした。バスの窓外は、朝陽がのぼりはじめたふるさとの山・川が、何事もなかったように新緑に燃え川面が輝いて見えました)

松戸で取材した記者の園田二郎さんは、私の話の“裏”をとっていたのでした。
岩手県や、釜石の郷土資料館で、作詞者のこと歌詞など鎮魂・復興の歌の存在について確認できて、歌詞を自宅へファックスまでしていただきました。感謝です。

テープの声からは、昔の言葉使いなどがあり、なかなか聴き取れないものでしたから、「貴重な歌詞」として以下に、記しておきたいと思います。

大津波記念歌 岩手県撰

<復興の歌>

大津波 くぐりてめげぬ
雄心(こころ)もて いざ追ひ進み
参ゐ上(のぼ)らまし

<慰霊の歌>

亡霊(なきたま)は 千尋の海に
鎮(しず)もりて 栄え行く代(よ)の
柱(はしら)たるらむ

あとがき・・・
歌詞を聞き取ろうと何度も何度もテープを掛けたので、メロディは覚えました。したがって今、母と一緒に大津波記念歌を歌うことができます。また、カセットテープは、デジタル化して、大震災の記録としてDVDにまとめることができました。ご協力に感謝します。




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