大震災直面が人生を変えた:悠々自適な上司宅訪問

2011-08-25 18:56:23 | 雑記
   (写真は、東武線春日部駅東口駅前広場のモニュメント)

春日部に在住している、西脇春夫氏宅を訪問。
「80歳までは現役活動と決めていたが、3・11大震災の惨状被害に接して、働く気持ちが失せてしまった」
「後輩が突然亡くなったショックで、むなしい気持ちが込み上げてきた」
「これからは、自分自身のために生きていこう」と、語る姿は、ますます前向きだ。

 北海タイムス東京支社時代の上司
旭川本社代表を最後に退社して、そのあと、東京に戻って銀座界隈の会社に請われて、“生涯現役”と元気に”通勤”するマイペース生活を送っていたという話を聞いていましたが・・・。

 大震災発生の前日・3月10日東京都内のホテルで釧路新聞社社葬がありました。東京支社長現役の突然の訃報だったんです。私より2歳上の井口さんは、タイムスの先輩でしたから東京支社時代の顔なじみが参集する機会となりました。

「4月に現役を退いたから、春日部に遊びにいらっしゃい」と。



 地震当日は、飯田橋の会社から歩いた。途中で乗り継いだ電車があったが翌日の昼になって春日部のわが家に到着。途中で運動靴を買って、歩き通した。まだまだファイトの塊だ。

「あと3年で80歳だが、3・11大震災や、部下の突然の死去が重なっとことが・・・」

「放射線災害で避難を余儀なくされた福島の方に、以前の自宅に無償で住んでもらっているんだ」という。

朝晩の散歩を欠かさずに健康管理。現役時代からふた周りほどスマートになっていた。顎ひげが自然に伸びていて、穏やかな表情で迎えてくれました。

3・11に遭遇して、人生行路のスイッチを潔く変換した姿をみました。

愛妻・富士子さんは昨年、急逝され・・・、いまは長男家族と二世代同居。
<合掌>

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