札幌の友へ、釜石で折り紙は・・・

2014-03-15 14:46:14 | 復興
県立釜石高校体育館にて、


大町商店街駐車場事務所にて。

やっちゃんへ・ご無沙汰しています…

釜石市東日本大震災犠牲者追悼式に参列してきました。今回は追悼式に参列したさいに、鶴と薔薇の折り紙を献花と一緒にしてきました。

 「仮設住宅にいてこれまで必死だったけれど、ことしが一番セツナイネ。気持ちが重いです」の言葉が印象に残りました。被災地全体の様子が、もはや待ったなしです。被災された方に接して、今になってようやく口を開いて語られる話がたくさんありました。…
「東北の人はみなさん、辛抱強いですね。被災地で略奪や強盗があるわけでもなく、文句ひとつ言うことなく、もくもくと頑張っていますね」
 とんでもない!

 震災直後は、みんなが被害者。生き延びたひとびとが、口に出してしゃべれない状況だったんです。三年前の金曜日の午後に発生した東日本大震災。二日前の3月9日にも地震はあった。そんな日常生活の中、ほんのさっきまで一緒にいた人が、目の前で流されて犠牲に。死んでいかざるを得なかった想像をはるかに超えた惨状が、脳裏に焼きついて離れなかったわけですから。

今回の釜石で偶然、震災直後のテレビ画面に写されていて津波の犠牲になったと思われていた方のお話を伺うことができました。
(この方とは、昨年もお会いしてますが、口を開いて出た言葉は今回が初めてでした)
(時間にしたら、二時間以上もその場にいたと思います)

 三年前「被災地のみなさんに元気になって欲しい。なにもお手伝いが出来なけれど、せめて私達の折り紙を現地に届けて欲しい」と、はじまった札幌のあなたたちからの折り紙は、もうどのくらいの数になったのでしょう。
 
 あの年の6月はじめ、一番最初にお届けした薔薇の折り紙が、釜石市大町商店街駐車場にある事務所の壁に、きれいに飾られていました…今回、感激の対面でした!!
 空き地に更地になった天神町の自宅跡。そのあと大平公園墓地にも。 
 シープラザ釜石の菊鶴商店、おもいで横丁のつや子さん、新生釜石教会の柳谷牧師さんにもお会いすることができました…

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