双極性障害の薬剤師です

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双極性障害との戦い 家族の理解

2021-02-17 17:09:07 | 体験談
某大手食品メーカーを退職する際、別に両親に特別相談はしなかった。

このとき26歳。

自分の進路くらい自分で決める歳だ。

ただ退職してこれから家で療養するとなると話さないわけにはいかない。

私は今までの経緯を両親に説明した。

母親は黙って聞いていた。

激怒したのは父親だった。

『なぜ勝手に辞めたんだ!』

大学院についても某大手食品メーカーについても、何も相談されずに辞めたことが気に入らなかったらしい。

母親がなだめる。

それでも父親の怒りはおさまらない。

昔から1度怒り出すと止まらない人だった。

『病気のこともあるし、なにより死ぬ直前まで頑張ったんだからもういいじゃない!』

母親はこう言ってくれた。

この言葉に対し、父親から信じがたい罵声が私を襲った。

『死にたいなら勝手に死ねばいい!!』

私は自分の耳を疑った。

血の繋がった父親が、娘に対して、死にたきゃ死ねばいい?????

そんな言葉いったいどこから出てくるのだろうか…

挙句の果てに父親は私にこう言った。

『○○(私)はそんな変な病気になるような子じゃない。強い子だ。今からでも遅くないから某大手食品メーカーに電話して退職を取り消してもらえ。』

双極性障害=変な病気…

確かに親の世代では馴染みのない病名。

しかしちゃんと双極性障害についての資料も渡してある。

強い子だから…強い子だからこそ我慢が重なりなってしまう、うつ病、双極性障害。

それよりなにより、実の父親から『死ね』と言われた以上、ここに安息の地はない。

私はその日のうちに置き手紙と貯金通帳と少しの着替えをボストンバッグに詰め込み家を出た。

ここから本当の私の療養生活への第一歩が踏み出されたのだ。





昨日は月に1回の診察日でした。

2021-02-17 08:52:40 | つぶやき
昨日は月に1回の診察日でした。

この1ヶ月、眠気が酷く、眠気により鬱になり…臨時で病院へ行けばまた薬が増え…また眠気が…の負のループ。

眠気は薬からくる眠気で、これは自分でどうにかしないといけない!(⚠私は薬剤師なので、先生から自分で薬を調節していいと許可をもらっていますが、一般の方は薬の調節は必ず先生と相談した上でおこなってください。)と思い、思い切って眠気が強い薬を切り捨ててみた。

すると、やはり薬の影響だったようで、眠気がピタッとなくなった。

眠気がなくなると鬱状態も改善された。

そのことを先生に報告し、結果的に薬が減った。

※参考になればいいなと思い、今私が飲んでいる薬、中止した薬を載せておきます。

●飲んでいる薬
炭酸リチウム200mg 1回2錠 1日2回
アモキサン50mg 1回2カプセル 1日2回
エビリファイ1mg 1回1錠 1回2回
レキソタン5mg 1回1錠 1日3回

●中止した薬
トリプタノール10mg 1回1錠 1錠2回

トリプタノールの眠気はすごい…
飲んでる方、運転など機械操作をする際は注意してください。