フランスのパリ取引市場の株価指数CAC40を構成する40社のトップのストックオプションと無償株式を除いた2007年の年収結果が発表されたのだが、なんと給与と賞与を含めた平均年収が、226万ユーロで、2006年に比べて4.6%増加してしまったというのだ。なんでも年収1位は、ルイ・ビィトンなどの有名ブランドを保有するLVMHのベルナール・アルノー会長の420万ユーロで、次いで化粧品ロレアルのアゴン会長の406万ユーロだというではないか。一方、最も減俸が大きかったのは、トレーダーによる史上最高の不祥事の金額を記録したソシエテ・ジェネラル銀行のブトン会長で、62%減の125万ユーロに下がってしまったというではないか。