フランスでは退職年齢が欧州で最も若い58.9才なのだそうだ。なんでもフランスは、55才から64才の働いている人の割り合いが、欧州の平均の43.6%を下回る38.1%とすくないうえに、平均の退職年齢が、欧州で最も若い58.9才のため、シニア層の就業を促進するための政策を推進させているらしいのだが、なんでも労働組合はより多く働いて、少ない手取りになるとこれに反対しているというのだ。ちなみに平均の退職している年齢は、ドイツは61.9才、スペインが62才、イギリスは63.2才、スウェーデンが63.9才で、ヨーロッパ諸国の年金の支給開始の年齢が65才なのに対して、フランスはなんと60才なのだというではないか。