ヨーロッパの3月のユーロ・ゾーンというユーロ通貨を採用している国のインフレ率が1999年ユーロ導入以来初めて3.5%を記録したというのだ。なんでもベルギーでは、22年ぶりに4%を突破して4.39%に達し、スペインも4.6%を記録したというではないか。なんでも原油の価格の急騰と食料品の価格の上昇がインフレに拍車をかけているというのだ。ヨーロッパではインフレの拡大による購買力の低下で、労働者への賃上げの圧力が一段と高まりそうだというではないか。
フランスのリーグカップ決勝でのことだが、パリ郊外のサン・ドニというところにあるフランス競技場で行われたのだが、パリ・サンジェルマンがランスに2-1で勝利してしまったのた、フランスサッカー史上に残る大きな汚点を残したというのだ。試合そのものも、ロスタイムのきわどい判定でのペナルティーが決勝点になり、負けたランスは再試合を要求しているというではないか。なんでも問題は、パリ・サンジェルマンのサポターが共謀して、試合中に「小児への性的虐待者、失業者、近親交配者、ランスにようこそ」と書かれた長い横断幕を張って、ランスを侮辱したというのだ。なんでも決勝戦を観戦していたサルコジ大統領が、すぐにセキュリティ担当者に指示して、横断幕を撤去させたそうだなのだが、なんと10分近くにわたって、子供を含む8万人の観客とテレビ観戦の多くの視聴者の目に、差別用語がさらされたことは、フランス国内に大きな衝撃を与えたというのだ。ランス(北フランス)は、早速、差別行為を提訴したというではないか。なんでもフランスでは公衆での差別行為に対しては、最高1年の禁固刑と1万5千ユーロの罰金
が課せられるというのだ。フランス社会がもつ首都圏の優越意識と地方を見下しという中央と地方の格差を見せつけられた感じですね。
が課せられるというのだ。フランス社会がもつ首都圏の優越意識と地方を見下しという中央と地方の格差を見せつけられた感じですね。