楽しい夏休みパリオリンピック2024
◆フランスの思い出
★大変な思いをしたTV開発
海外向けカラーテレビの開発を数十年前に担当しましたが、最も大変だったのがフランス向けTVでした。
当時(約55年前)フランス向けTV開発を担当したわけですがカラー方式はSECAM方式で西独や英国等西側諸国のPAL方式とは違うものでした。又、モノクロTVも西側諸国とは違い走査線が819本だったと記憶しています。更に映像信号は、西側諸国と違い白黒反転信号を使用していました。フランスは、苦戦していたようです。即ちフランスのTVが近隣諸国で観られなくするためだったと私は考えています。ロシア(共産圏)のカラー方式とは同じでしたが・・・。白黒TVも西側諸国のTVでは同期が掛りませんので画面は流れ音声も聞けません。という厄介な時代でした。数年後カラー方式も西側と同じPAL方式に変更されています。海外向けTV戦略も大変です。
★大変な思いをした出張
弊社は、50年程前VTRのヨーロッパ現地生産工場を考えていて、ヨーロッパの各国電子機器工場の視察をしていました。フランスに有るシーメンス社の半導体工場視察の為パリに出向いた折、時間に余裕が有った為ベルサイユ宮殿を見学した後でもいいかと宮殿前の広場を歩いていた折、小学生の子供たち数人にたかられパスポート以外全てすられてしまい大変な思いをした経験有ります。
従って私にとってフランスは、いい思い出の国では有りません・・・
#BBC #NHK