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米朝トップ会談について

2018年03月10日 | 日記

トランプ大統領と北朝鮮の金正恩のトップ会談が決まったとのこと。
関係者は興奮している。
トランプはそれほどでもないと思う。
トランプにとってみれば、選択肢の一つだったと思う。
相手が望んだことであり、断る理由はない。
取り敢えずはトランプにとっては一応は歓迎すべき方向に動いているということだ。

二人は汚い言葉で互いに侮辱してきた。
多分、トランプだからならず者国家のトップとならず者の戦いができた。
トランプが誇示したように、トランプのボタンの方は遥かに大きくて強いのは、事実だ。
結局、金正恩はその事実を求めざるを得なかっただけである。
追い詰められているということではないか。

ここまで至ったことは過去になかったことなので、金正恩としては、直接会って
トランプの本音を見極めることが絶対だと判断したのだと推測する。
トランプにとっても金正恩を肌で見定めることのできるチャンスである。
向こうから会いたいというのを断る必要はない。
非核化の可能性が特に強くなったわけでも何でもない。
どちらの方向にいくにしても、直接品定めをすることはプラスになるはずというわけだ。

5月までにといっても、4月には米韓合同軍事演習が予定されているということであり、どうなるかはわからない。

私が今一番関心があるのは、会談場所である。
会談を申出た金正恩がトランプの指定したところにどこであれで出かけるというスタンスと思う。
ただ、金正恩は暗殺されることを極端に警戒しているということだし、したがって国外に出ることも無かった。
アメリカとしてメンツを保ちながら、そんな金正恩が安心して(少なくと身の安全が確信できる)会談できるところがどこかである。

トランプのサプライズを期待している。

さて、となると、中国はのけ者になることを警戒しているという。安倍首相にとってもトランプとの信頼関係が試される、これからが正念場である。