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メキシコ関税にみるトランプ大統領のやり方

2019年06月08日 | 日記

メキシコに対する関税の増税についてトランプ大統領は無期延期
にしたという。ここ

別に貿易・関税問題が解決したとかしないとかいうことではない。
メキシコが不法移民問題でアメリカに協力することになったからだ。

トランプ大統領のやり方が徐々にわかってきた。
普通には関係がないと見えることを関連づけて相手方にプレッシャーを
かけ目的を果たす。
当然、プレッシャーは相手の弱点、ウィークポイントであるべきだ。
手っ取り早い効果がある。

そして、トランプ大統領は何をするかわからないと見られている。

ということでいったん狙われると相手は竦んでしまう。
ということで効果抜群。早くねらい通りの結果が得られるということだ。

人間としての好き嫌いではなく、やはり交渉の達人と思う。
民主党の面々がトランプバッシングに走るのは、理解できない(そういう能力がない)か
あるいはトランプの能力に対する激しい嫉妬かもしれないと
思ったりする。
大統領に向いていないというけれど、そうでもないのではと思う。
品があるとは言えないが、トランプはみんなの見えるところで
堂々とすることだ。
いわゆるお上品なエリートはもっとえげつないことを陰でこっそりと
するだけかもしれない。みんなが見ていないので、
本当は想像もできないようなダークなことをしている可能性がある。
そういう人は持ちつ持ちつもたれつなので、なかなかバレないだけかも
と思ったりする。

交渉は駆け引きだから見たくないようなこともあるかもしれない。
しかし、国民・国家の利益をしょって立つリーダーは
正攻法だけでは済まないんだと思う。

兼ね合いはなかなか難しいかもしれない。

英国ではトランプ大統領を国賓として迎え、Ⅾ-Dayの記念式典も無事終え
メイ首相が辞任したという。

いよいよEU離脱の正念場が始まる。