このところ、新聞をみていても詐欺という言葉を見ない日はない。
特殊詐欺と言われるものだけでない。
被害を相談した警察官が加害者になるなど想像でもできない?
現実の世界ではそうでもない。
ときどき嘘について書いてきた。
嘘そのものについて言いたかったからではない。
勿論、嘘つきがいいわけはない。
深刻なのは、人を騙すために嘘をつくことである。
そう、つまり詐欺である。
最近は、何でも見かけを良くしようとする傾向がある。
そういう意味では、どこにでも人を騙す要因はある。
最近、つくづくと感じる。
やはり、一線はあるように思う。
どうすれば、詐欺被害を防げるか?決定的なものはないかもしれないが、
いつも、なぜ?と疑問を持つ習慣をつけることのように思う。
とはいうものの、わたしたちは生まれた時から偏見を持つように育っているので、
わかっていてもできない。
常識や当たり前が利用されるのが詐欺だからだ。
悩ましいことである。