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緊急事態宣言どうなる?首相に望むこと

2021年01月04日 | 写真・絵日記

デパートに出かけてみた。
新春セールが始まっているというのに人出が少なかった。

首都圏4都県の知事が緊急事態宣言を出すよう政府に要請しているという。
緊急事態宣言を経験した者としては、回避できるのならその方がいいに決まっている。
現実の不自由度の問題というより、心理的不自由度・緊張度が全く異なる。
戦時下で生きているイメージである。

現場の責任者である都道府県知事と非現場の首相とでは危機感が違うことはわかる。
ただ、GoToに拘っていた首相からは危機感は感じなかったが、小池知事は遠慮がちではあるが、
明確に「外出しないで」と伝えていた。
小池知事のファンではない。これまでのどちらかと言えば言葉遊び的なところが全くなく、平凡で
あまりにもストレートなメッセージに意外感を抱いただけだ。
追い詰められていたということかもしれない。
首相と知事の危機感の齟齬に、戸惑いを感じた。
「勝負の3週間」という強い表現は、逆に正直空々しさを感じた。
国民には生の判断材料の持ち合わせはないので、リーダシップの言動等を通して判断するしかない。
もし、「勝負の3週間に負けた」との判断であるならば、「首相の口先だけ」を国民が見抜いていたからである。国民はバカではない。

政治家の失敗の尻ぬぐいをさせられるのは国民である。

今からでも遅くない。国民の命を預かっているという責任を肝に銘じて緊張感を以て指導力を発揮することを強く望むものである。