延長13日目。今日はコロナとは無関係のことを取り上げざるをえない。
検察官の定年引上げに関する検察庁法の改正についてである。
国民世論の反対が強いことを受けて今国会での成立を断念することにしたという。
定年延長自体は特に問題とされていない.。
特例の部分に反発があるということだ。
現時点での私の意見である。
概略は朝日をどうぞ。ここ
朝日から改正案からの概要図を掲載しておく。わかりやすいので。
特例規定の部分が問題。
内閣の恣意的な人事が行われる恐れがあるという理由である。
意見を述べるについて、気になっていたことが二つあった。
第一は、なぜいま。第二は、安倍首相の隠れた動機。
この二点について解決した。すると反対以外の選択肢はない。
第1については、元検事らの意見書で解決した。意見書についてはここ
即ち、「幹部の定年延長の必要性が「顕在化した例は一度もない。」」ということ。
法令の改正というのは、改正の必要性があるときに行われるもの。
検察の独立性・政治的中立にマイナス影響のあるような改正には慎重であるべきとなる。
そうすると、必要性が特に問題になったことがないにも関わらず、改正するというのは、他に何か意図、動機があるはずだが、それが何かである。
個人的には心当たりがあるが、証拠があるわけではない。私にとっては、これこそ深刻な問題との認識だった。
この第二について、小沢一郎の非難の記事を読んで、スッキリ解決した。ここ
私の心当たりについて、完全な答えがあった。内部者の直接の見聞による意見である。直接証拠である。
重要なので、ここに全文をコピーしておく。
よくぞ言ってくれた。明らかにしてくれたと感動した。特に重要部分はマーカーしておいた。
「息を吐くように嘘をつく」という表現、見事である。本当にピッタリである。
動機もわかった。
元検事たちの懸念する通りなのである。
ということで、反対しかあり得ない。
廃案しかない。
安倍政権は完全に腐敗していると思う。
にも拘わらず、内部(政治家)から反対者が出ないのは何故なのだろうか。
何年野党、政権交代なし、自民党内では安倍一強が腐敗の根源か?
小沢一郎だから公然と非難できたものと思う。
なお、小沢ファンだったので、最近は名前も聞くこともなく寂しく感じていた。
小沢一郎、健在? 怖いものはないということだろう。
嬉しい限りである。