難しい仕事も終わり、その他差し当たりの懸案はやった。
ということで、ちょっと一休み。
今年の夏に旅をしたバイカル湖に思いをはせ、ゆったりとした時間を過ごした。
バイカル湖は琵琶湖の46倍の大きさ。想像もできない大きさだ。
ということで、見たのはごくごく一部にすぎない。
みんなが博物館にいる間にこっそりと一人逃れて、道なき道を湖畔まで下りて行った。
バイカルに触れた気がした。溶け込んだ気がした。
何の脈絡もなく、イスラエルの死海で浮かんだことが思い出された。
バイカル湖ではミニクルーズを楽しんだ。やはり見るだけでなく、湖上に出なければ本当のところを
感じることはできない。
不思議なもので写真をみると、その旅を楽しんだがどうかが一目瞭然である。
これはアンガラ川。ロシアの川でもアンガラ川の名前程度のことは知っている。何となく懐かしい。
バイカル湖から流れ出る唯一の川。
流出する川が一つしかないということが水量が豊富な理由ということのようだ。
川は同じようにみえてもそれぞれに違う。
広々とした川を眺めていると心底落ち着くのを感じる。
8月の暑い盛りのはずだが、イルクーツクでは一足先に秋の気配が・・
コスモスはどこにいっても出会うような気がする。どこのコスモスも同じ。
なのに、これはバイカルのコスモスである。
思い入れいっぱいのバイカル湖のコスモスである。
周りの風景がはっきりと記憶に焼き付いている。
写真を見ながら思いっきり自然を楽しんだ。