
かねてからブログでこぼしていましたが。
私はとにかくExcelでの書類作成が苦手で、もっぱら私生活でもWord愛好家でした。
しかし、最近の就業先ではExcelでの文書作成が多い。
そこで慣れるために、普段からExcelで帳簿をつけたり、なんらかの書類作成やメモ書きも行うことにしました。
個人的に思うのですが。
Excelって表計算だとか、グラフ作成とか、伝票とか、そういったもののためにあるように思いこんでいたのですが。意外にも、普通の文書やら、日常のメモやらを残すのにけっこう便利なツールですよね。
たとえば。
タブがあるので、日付ごとに日記を書いたり、記事を残したりするのに便利。
私はよくブログ記事につけるタグを忘れてしまうのですが、Excelで管理すればラクに探せます。
また、これはパスワード、URLなどの覚え書きでもそうですよね。
住所録や電話帳をつくったときに、そう思いました。
また、会社の業務で知ったのですが。
住所を枠組みをつくらずに放り込んで入力していても、封筒にきちんと印刷できたりもします。
過去の就業先では、年賀状作成ソフトなどへわざわざ入力していたけれども。Excelでは印刷範囲を指定して、ララベルのように郵便番号+住所+宛名でセットの文字列にしておけば、用紙設定を封筒のサイズに合わせるだけで調整できたりもします。というか、これはExcelの問題ではなく、プリンタのプロパティ上の設定の問題なんですね。
『パソコン高速術』という本に書いてありましたが。
Excelで画像の管理もできるそうで。画像と書類ファイルを紐づけしたら、書類データがPC内で探しやすい。これは目から鱗でした。私もブログ記事につける画像の一覧が、ブログ編集頁ではわかりづらいからです。画像の名前変更で日付をつけてはいますが、探しにくいし。たとえば、使えそうな書籍の画像をはりつけて一覧にしておけば、本棚の整理にも役立つかも。いちいちネットの書評サイトにアクセスしなくても在庫確認できますよね。
計算式にしても、四捨五入してくれる機能やらあって、ほんとうに便利。
電卓をたたく時間がもったいない! 家計簿の管理にも向いています。関数はsum関数ぐらしか把握できていない私はもっと使いこなしたいですね。
あと、便利そうなのはテーブル形式に編集できることですね。
表をテーブルに変換したら(セルを範囲選択して、【Control】+【T】)、特定の日のみ選択できたり、一定金額のみで足きりも可能です。
担当者ごと、受注案件ごと、得意先ごとにデータを抽出して、資料を作り変えもできます。これは、Wordでは絶対にできない芸当です。データを入れ替えて、検索条件を変えてみることで、見えてくる課題があります。
Excelはほんとうに、事務系職種はもちろん、どの業界、どの業種においても、必須の習得アプリですね。
日常生活でも役立つし。もちろん、税務申告上の経費処理でも大活躍。複数年度の収支決算の比較もできますし、マネープランに重宝します。
これからは統計分析してデータの読解力や課題解決能力が試される時代なので、積極的に活用していきたいです。
以上、Excel弱者のぼやきでした。
(2020/09/06)
★IT音痴だった文系ヲタクの末路★
大学でろくすっぽOfficeソフトの使用を習わずに、Appleプチかぶれだったとある人文科学系ヲタクが社会人になってPCスキル習得に苦労し、IT機器に右往左往するお話です。ご笑覧ください。